柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

バビロン補習

柄谷行人を解体するXVI http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1157769788/


ジル・ドゥルーズ「死の本能とは何か?」『マゾッホとサド』(蓮實重彦訳、晶文選書)

 フロイトのあらゆるテキストのうちで、傑出した書物たる『快感原則の彼岸』は、おそらくフロイトがこれこそ哲学的と呼ぶほかない考察のうちに、最も直線的に、しかも驚くべき才能をもって、透徹せる視線を注いだテキストであるに違いない。