2007-11-30 フロイトよりラカンを読め 今村仁司『アルチュセール全哲学』(講談社学術文庫)を読んで レクチュール、読む、reading エクリチュール、書く、writingと知る。 レクチャーとレクチュールは違う。 白井聡『未完のレーニン』(講談社選書メチエ)と スーザン・ソンダグ『土星の徴しの下に』(富山太佳夫訳、みすず書房)には 徴候、徴し、signという接点がある。 ラカンはソシュール理論を精神分析に応用したのではない。 精神分析の「徴候」を構造主義で解釈したのだ。