柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2007年無料の旅

sasaki_makoto2007-12-03

2日、札幌で布袋寅泰ライブ。

SLOW MOTIONとバンビーナがエガッたねぇ。



この前、フジテレビで「チェルシー・ホテル」の番組を見たが
ウォーホールアーサー・C・クラーク
どの部屋を使ったかは分らなかった。


スーザン・ソンタグ土星の徴しの下に』(みすず書房

この言語転換は、『二〇〇一年』において猿人が空中に放りなげた骨が宇宙船にきりかわる、映画史上最も印象的な場面に匹敵するだろう。


小林敏明『廣松渉』(講談社

さきにも述べたように、産業社会ないし市民社会としての「ゲゼルシャフト」はそれ以前の「ゲマインシャフト(共同体)」の解体をもたらしたのであった。しかし、この解体されたゲマインシャフトはたんに消失してしまうのではなくて、改めてネーションという想像物となって復活し、互いに拮抗し合う資本と国家の両者をリンクさせる第三項の役割を担い、そこに「資本=ネーション=ステート」の三位一体が成立するということである。この柄谷のアイデアが興味深いのは、この考えることによって本来対立関係にある市民社会と国家の結合に一定の説明を加えることができるとともに、ナショナリズムが例外なくもっている過去志向的性格の説明がつくからである。