柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

初めて買った輸入CDはエンヤの「ウォーター・マーク」

sasaki_makoto2008-01-16

レヴィ=ストロースは、

 水=通時的
 陸=共時的

と考えているのだろうか。


レヴィ=ストロース『神話論理III』(みすず書房

東の方の部族でも、文化英雄によって描かれた壁画の創造というテーマが見られるが、このテーマに最初に出会ったのはオリノコ川のタマナコ族のある神話で、われわれはそのときそれを太陽と月、すなわち昼と夜との適切な距離を定めるのに使われる基準の−水から陸へ、通時的次元から共時的次元へ−二重の転移の意味に解釈した。