柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

チャイナ・フリー・チベット

sasaki_makoto2008-04-19

中国のチベット政策を批判する人は

ユダヤ人や黒人への差別
・日本の捕鯨
・欧米人が牛肉を食べる

をどう考えているのだろうか。



古今和歌集(二)』(久曾神昇全訳注、講談社学術文庫

  古今和歌集 巻第七 賀歌

     題しらず                      よみ人しらず

 343 わが君は千世にやちよにさざれいしのいはほとなりてこけのむすまで


〔鑑賞〕国歌「君が代」の原歌として注意せられる。この歌は、『古今集』『新撰和歌』『和歌体十種』『古今和歌六帖』『和漢朗詠集』『深窓秘抄』『和歌十体』以下諸文献に見え、その歌詞は次のごとくに変遷した。


 A わが君は千代にましませさざれ石のいはほとなりて苔むすまでに
                    (原本『古今集』、初稿本『和漢朗詠集』)
 B わが君は千代にましませさざれ石のいはほとなりて苔のむすまで
                 (『和歌体十種』『和歌十体』『古今和歌六帖』)
 C わが君は千代に八千代にさざれ石のいはほとなりて苔のむすまで
           (再稿本『和漢朗詠集』、精撰本『和漢朗詠集』『深窓秘抄』)
 D 君が代は千代に八千代にさざれ石のいはほとなりて苔のむすまで
                  (歌謡、『古今集顕昭 注、『拾玉集』所引)

(以下は省略する。)

〔作者〕未詳。『古今和歌集隠名作者次第』には橘清友とある。清友は橘諸兄の孫で、正五位下内舎人であったが、嵯峨天皇皇后嘉智子の父、仁明天皇の外祖父で、後に正一位太政大臣を追贈せられた。古注には、「平城天皇橘清友が祝してよめる歌」、「寛平七年正月に人々を召て歌読給ける時、貫之歌也」などとある。