4日 蒼井そらに会えたなら 浅田ちちにも会って
カール・シュミット『拘留からの救済 一九四五年―一九四七年』
アダムとイヴには息子が二人いた、カインとアベルである。かくして人類の歴史が始まる。
「創世記」、四、八
カインは弟のアベルに飛びかかって、彼を殺した。
ルネ・ジラールほか『カインのポリティック』(法政大学出版局)はなかなか示唆に富む。
カイン=強者、アメリカ、定住民
アベル=弱者、イラク、遊牧民
ということらしい。
「聖書」に描かれた場所は、当然、湾岸戦争、イラク戦争の地域に深く関わっている。
ドゥルーズ=ガタリの定住/遊牧論も「創世記」を下敷きにしているのだろう。
最近の関心で、日本のヤマトタケルは
各地の部族を平定した英雄と言われているが
皇位を継いだのは弟だった。
そういえば、
という例がある。