柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

4日 蒼井そらに会えたなら 浅田ちちにも会って

sasaki_makoto2008-10-05

カール・シュミット『拘留からの救済 一九四五年―一九四七年』

 アダムとイヴには息子が二人いた、カインとアベルである。かくして人類の歴史が始まる。


「創世記」、四、八

 カインは弟のアベルに飛びかかって、彼を殺した。


ルネ・ジラールほか『カインのポリティック』(法政大学出版局)はなかなか示唆に富む。

 カイン=強者、アメリカ、定住民
 アベル=弱者、イラク遊牧民

ということらしい。

「聖書」に描かれた場所は、当然、湾岸戦争イラク戦争の地域に深く関わっている。


ドゥルーズ=ガタリの定住/遊牧論も「創世記」を下敷きにしているのだろう。


最近の関心で、日本のヤマトタケル
各地の部族を平定した英雄と言われているが
皇位を継いだのは弟だった。

そういえば、

 カイン=源頼朝
 アベル源義経

という例がある。