哲学の起源
1884年 エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』
1936年 フッサール「幾何学の起源」
1962年 デリダ「幾何学の起源」序文
1969年 フーコー『知の考古学』
1975年 サイード『始まりの現象』
1980年 柄谷行人『日本近代文学の起源』
1985年 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
1988年 ガダマー『哲学の始まり』
1992年 フクヤマ『歴史の終わり』
1993年 柄谷行人 "Origins of Modern Japanese Literature"
2004年 柄谷行人「近代文学の終り」
ハンス=ゲオルグ・ガダマー『哲学の始まり 初期ギリシャ哲学講義』
(箕浦恵了・國嶋喜美子訳、法政大学出版局)
さらに第三の、そしてもっと根本的な目標の把握があるのですが、それは人間の終焉です。これは単にミッシェル・フーコー以来知られているのみならず、多くの他の著者たちによって継承されている観念なのです。
さらにまた決定論と非決定論〔自由意志論〕との間の対決の枠内で主題として扱われる自由もあります。
コペンハーゲン学派の物理学者たちが量子論を編み出したときのことをわたくしは今もよく覚えています。この理論は自由問題の解決であるという見解が多くの著名な科学者たちによって示されたのでした。
現代科学においては、例えば量子力学においては、測定する主観は純粋に客観化する観察者の役割とは別の役割を演ずるというのが事実です。
原子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90
量子力学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6
電子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90
陽子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%BD%E5%AD%90
素粒子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3_(%E7%B4%A0%E7%B2%92%E5%AD%90)
ゲーデルの不完全性定理 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%80%A7%E5%AE%9A%E7%90%86
自由意志 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E6%84%8F%E5%BF%97
自然状態 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%8A%B6%E6%85%8B
1801年 ヘーゲル『シェリング哲学とフィヒテ哲学との差異』
1841年 マルクス「デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学との差異」
1872年 ニーチェ『音楽の精神からのギリシア悲劇の誕生』
歴史の終わり http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A
神経細胞 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B4%B0%E8%83%9E
ジャック・デリダ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
哲学クロニクル 第106号 (2001年3月31日) http://www.melma.com/backnumber_26258_1844164/