柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

自民党員の父親は菅直人が嫌いだった

柄谷行人氏は、中国語の神にカミという意味はないと言っていた。


神(かみ)
 中国語の「神」。本来は、「精神」の「神」、「神仙」の「神」の意味。
 神 (神道)、日本の神の一覧。日本語の「カミ」。普通の人間以上の能力をもつ存在。
 神。上の「カミ」から転じて、一般の宗教・哲学における神。
 エロヒムヤハウェ)。キリスト教などアブラハムの宗教の唯一神。中国で聖書を翻訳した際、漢字「神」をあてたことによる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF)


[神] シン・ジン かみ
 (いみ)こころ・生きて働く魂〈たましい〉
音訓別標準漢和辞典 集文館


精神の神という事だが、たましい・こころと考えると分りやすい。
中国には7世紀にキリスト教ネストリウス派景教)が伝わり
聖書の訳語として神が使われたと考えられる。
日本では8世紀に、淡海三船が神武、崇神、応神など
天皇の漢風諡号を撰進したという。
神社、神祇、神楽などの言葉は
元々は中国での聖書翻訳によって出来たと言えそうだ。

天智天皇弘文天皇葛野王―池辺王―淡海三船


竹市明弘「編者まえがき」
ガーダマー、アーぺルほか『哲学の変貌 現代ドイツ哲学』(岩波現代選書)

 論争はハーバーマス、アーペル、クリングスの三人を中心として行なわれたが、超越論的哲学を言語遂行論に組み替えることによって維持しようという前二者に対して、その組み替えによって、超越論的哲学の所持していた問いの哲学的徹底性が失われることを衝くクリングスの論鋒は極めて鋭い。


ハーバーマスには、オースティンと言語遂行論という接点があるらしい。


「神」の字の旧字体。漢字の成り立ちは、会意兼形声であり「示(祭壇)+音符申」で、いなずまのように、不可知な自然の力のこと。のち、不思議な力や、目に見えぬ心の働きをもいう。のちに「ずばぬけてすぐれたさま」や「かみ」といった意味が加わった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E_