柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『季刊思潮』no.6, 1989.10 特集=昭和批評の諸問題 1935-1945

no.6, 1989.10 特集=昭和批評の諸問題 1935-1945
浅田彰柄谷行人蓮實重彦三浦雅士「共同討議 近代日本の批評2 昭和批評の諸問題1935-1945:「文学主義の支配」=文芸復興期から「他者」としてのアジアへ」 
柄谷行人「近代日本の批評 昭和前期II」 
野口武彦「イロニイと言霊:日本浪漫派における近代の超克と解体」 
● 絓秀実「方法としてのフェティシズム竹内好とその周辺」 
大澤真幸「楕円幻想 1 資本主義の精神と転形期の精神」 
● 高島直之「日本〈近代美術〉と大衆化の問題:プロレタリア美術をめぐって」
● 松畑弘「機械美と古典主義、板垣鷹穂論」
● 神谷忠孝「保田與重郎における「近代の超克」」
近藤譲「音楽に於ける言葉、構造、意味:十八世紀思想の超克に向けて1」
● 竹内康二「アリストテレスの区別の論理」
● 坂口ふみ「有翼の哀しみ:翼のある天使のイメージについて」
内村剛介「思想の共有は可能か 1 命名へむかうかたち:桜井清秋抄」
連載
宇佐美圭司宮澤賢治春と修羅』序 私註5:心象スケッチ論」
笠井潔現代日本作家論4 球体と亀裂:大江健三郎論4」
● 八束はじめ・小山明「ナチス・ドイツの建築2」
水村美苗「続・明暗 6」