柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

1990-1999

1990 "The Status of the Individual" Anyone
1990.1.1 「漱石とジャンル」
      「奇妙な仕事」 群像
1990.1.1 「死語をめぐって」 文學界
1990.1.1 「近代日本の批評 第3回−昭和批評の諸問題1945-1965」 季刊思潮 no.7
1990.1.8 「「歴史の終焉」について? 興奮感じない「民主化」」 読売新聞
1990.1.9 「「歴史の終焉」について? ポストモダン、顕著に」 読売新聞
1990.1.10 「「歴史の終焉」について? 資本主義は非イズム」 読売新聞
1990.1.11 「「歴史の終焉」について? ありえぬ"原理の勝敗"」 読売新聞
1990.1.12 「「歴史の終焉」について? 「自由」と「民主」は対立」 読売新聞
1990.3.9 「「資本論が再び危機」の話を聞き出す」 週刊ポスト
1990.4.1 「近代日本の批評 第4回−昭和批評の諸問題1965-1989」
      「歴史の終焉について」 季刊思潮 no.8
1990.5.1 「漱石と「文」」 群像
1990.5.1 「アソシエーション ホッブス論」 現代思想
1990.5.15 『終焉をめぐって』 福武書店
1990.6.1 「六十年」 海燕
1990.6.1 「とりあえず」 群像
1990.6.1 「日本のコメ、日本の文学」 すばる
1990.6.30 『ダイアローグ?』(対話集) 第三文明社
1990.7.1 「「歴史の完結」とその脱構築」 情況
1990.7.1 「やめる理由」 すばる
1990.7.10 『マルクスその可能性の中心』 講談社学術文庫
1990.7.10 「エクリチュール」 別冊國文學夏目漱石事典』
1990.7.20 「「終り」の想像力」 國文學解釈と教材の研究
1990.8.1 「安吾の「ふるさと」にて」 文學界
1990.9.1 「想像力のベース」 『Ryu Book』
1990.9.1 「逆立ちしても考える」 CREA
1990.10.10 「ある気分=思想」
       『畏怖する人間』 講談社文芸文庫
1990.10.15 「解説」 新潮文庫
1990.11.10 「解説 「謎」としてとどまるもの」 講談社文芸文庫
1990.11.10 『終りなき世界──90年代の論理』(岩井克人との共著・対話集) 太田出版
1990.12.15 『近代日本の批評─昭和篇〔上〕』(編著) 福武書店

1991.1.1 「ナショナリズムとしての文学」 文學界
1991.1.1 「手紙」 現代思想
1991.1.1 「予想通り」 群像
1991.1.30 「今こそ「孤立を求めて、連帯を恐れず」の時だ」 SPA!
1991.2.1 「政治と批評」 現代思想
1991.3.1 「孤立と連帯の新しいパラダイム」 すばる
1991.3.15 『近代日本の批評─昭和篇〔下〕』(編著) 福武書店
1991.3 「Ryu's Bar 気ままにいい夜」(村上龍いとうせいこう) TBS
1991.4.1 「ポスト湾岸・世界を読む? 歴史を見る目」 東京新聞
1991.4.1 「明治批評の諸問題 1868-1910 国民国家の形成の「文学」という制度」(浅田彰野口武彦蓮實重彦三浦雅士
      「「日本近代文学の起源」再考」 批評空間 I-1
1991.4.1 「「湾岸」戦時下の文学者」 文學界
1991.4.1 「畏怖あるいは倫理の普遍性」 すばる
1991.4.2 「ポスト湾岸・世界を読む? 噴き出す民族問題」 東京新聞
1991.4.3 「ポスト湾岸・世界を読む? 入れ子構造」 東京新聞
1991.4.4 「ポスト湾岸・世界を読む? デモクラシーの試練」 東京新聞
1991.4.5 「期待してないよ。期待してない。」 Number
1991.4.8 「ポスト湾岸・世界を読む? 資本主義の力」 東京新聞
1991.4.9 「ポスト湾岸・世界を読む? 経済が動かす地球」 東京新聞
1991.4.10 「ポスト湾岸・世界を読む? ボーダレス時代」 東京新聞
1991.4.15 黒沼克史『逆立ちする有名人─宮沢りえから柄谷行人まで』(対話集) 文藝春秋
1991.5.1 「国家は死滅するか」 現代思想
1991.5.1 「ナショナリズムと言語」 図書新聞
1991.6.1 「「自由化」と「社会化」」 すばる
1991.6.1 「変化の兆候」 群像
1991.6.20 「批評とはなにか」 國文學解釈と教材の研究
1991.7.1 「大正批評の諸問題 1910-1923 差異=他者の不在と「普遍的観念論」」(浅田彰野口武彦蓮實重彦三浦雅士
     「「日本近代文学の起源」再考?」 批評空間 I-2
1991.8.1 「漫才とナショナリズム」 すばる
1991.8.5 「世界の中の日本 真珠湾50周年に?」 東京新聞
1991.8.5 「往復書簡・日本の夏・新たに浮かび上がる「真珠湾」」 読売新聞
1991.8.6 「世界の中の日本 真珠湾50周年に?」 東京新聞
1991.8.7 「往復書簡・日本の夏・日本はあえて「異常」な道を」 読売新聞
1991.8.7 「世界の中の日本 真珠湾50周年に?」 東京新聞
1991.9 「『日本近代文学の起源』英語版への後書き」 『日本近代文学の起源』英語版
1991.10.1 「「近代日本の批評」再考 第三項の崩壊と母系制への回帰」(浅田彰野口武彦蓮實重彦三浦雅士) 批評空間 I-3
1991.10.20 「俳句から小説へ」 國文學解釈と教材の研究
1991.11.1 「フェミニズムと近代批評」 すばる
1991.11.10 『反文学論』 講談社学術文庫
1991.11.30 「テクストとしての聖書」 哲学
1991.12.1 「双系制をめぐって」 文學界
1991.12.8 『ダイアローグ? 1987−1989』(対話集) 第三文明社
1991.12.20 「路地の消失と流亡」 國文學解釈と教材の研究

1992.1.1 「湾岸戦争以後 帝国主義の第三段階とポストモダニズム」(フレドリック・ジェイムソン浅田彰
      「日本精神分析 第1回」 批評空間 I-4
1992.1.1 「『なにもしてない』を推す」 群像
1992.1.1 「死について」 すばる
1992.1.10 「野島康三の時代」 デジャ=ヴュ
1992.1.15 『近代日本の批評─明治・大正篇』(編著) 福武書店
1992.3.10 『探究?』 講談社学術文庫
1992.4.1 「江戸思想史への視点 奇人と差異あるいは儒者のネットワーク」(ハリー・ハルトゥーニアン・テツオ・ナジタ・酒井直樹子安宣邦
      「日本精神分析 (2)」 批評空間 I-5
1992.5.1 「母系的な支配」 WOMBAT
1992.5.10 「漱石想像界としての写生文」 國文學解釈と教材の研究
1992.5.15 「現代文学をたたかう」
      「漱石論 (第1部 ―詩と死)」
      「漱石論 (第2部 ―漱石アレゴリー)」 群像 五月臨時増刊号 柄谷行人高橋源一郎
1992.6.1 「個体の地位」(内野儀訳)
      「親愛なる<Anyone>へ」 Anyone
1992.6.1 「何かがある」 群像
1992.7.1 「スターリンからラカンヘ」(浅田彰岩井克人田崎英明訳) 批評空間 I-6
1992.8.17 「故郷・新宮への愛と憎しみ 中上健次へ」 新宮市・中上家
1992.9.1 「過程としての共産主義」 情況
1992.9.10 「絶望感解放するユーモア」 朝日新聞
1992.9.25 『漱石論集成』 第三文明社
1992.10.1 「朋輩 中上健次
       「弔辞」
       「挨拶」 文學界
1992.10.1 「中上健次・時代と文学」 群像
1992.10.1 「植民地主義と近代日本 「南島イデオロギーの発生」を出発点に」(山口昌男・村井紀・川村湊
       「日本精神分析 (3)」 批評空間 I-7
1992.12.1 「シュミットとヨーロッパ」 現代思想

1993.1.1 「マイノリティの文学」
      「探究III (第一回)」 群像
1993.1.1 「夏目漱石をめぐって その豊かさと貧しさ」(浅田彰蓮實重彦芳川泰久小森陽一石原千秋
      「日本精神分析 (4)」 批評空間 I-8
1993.2.1 「坂口安吾・その可能性の中心」 国文学解釈と鑑賞
1993.3.1 「夏目漱石の戦争」 海燕
1993.3.1 「探究III (第二回)」 群像
1993.3.1 「友愛論」 文學界
1993.3.5 「日本の植民地主義の「起源」」 岩波講座 近代日本と植民地4
1993.3.10 「キューバエイズ・60年代・映画・文芸雑誌」 國文學解釈と教材の研究
1993.3.22 「『意味の変容』論」 森敦全集
1993.3.25 「3月の文芸 柄谷行人さんと」 読売新聞
1993.4.1 「文学の志」 文學界
1993.4.1 「貨幣・言語・数 貨幣論から日本資本主義批判へ」(浅田彰岩井克人
      「日本精神分析 (5)」 批評空間 I-9
1993.4.27 「4月の文芸 柄谷行人さんと」 読売新聞
1993.5.1 「探究III (第三回)」 群像
1993.5.1 「日本語の可能性について」 広告批評
1993.5 "Origins of Modern Japanese Literature" Duke University Press 
1993.5.27 「5月の文芸 柄谷行人さんと」 読売新聞
1993.6.1 「新人賞再考」 群像
1993.6.10 「歴史の終わりと世紀末の世界」 SAPIO
1993.6.24 「歴史の終わりと世紀末の世界 後編」 SAPIO
1993.7 「巨大な謎」
1993.7.1 「探究III (第四回)」 群像
1993.7.1 「芸術の理念と<日本>」(浅田彰磯崎新岡崎乾二郎) 批評空間 I-10
1993.7.10 『言葉と悲劇』(講演集) 講談社学術文庫
1993.7.25 「解説」 新潮文庫
1993.7 "Origins of Modern Japanese Literature" Duke University Press
1993.8.10 「解説 「小説」の位相」 講談社文芸文庫
1993.8.25 「エクリチュールナショナリズム
       「フーコーと日本」
       『ヒューモアとしての唯物論』 筑摩書房
1993.9.1 「探究III (第五回)」 群像
1993.9.10 「闘争する知性と文学」 国文学解釈と鑑賞
1993.9.24 「文学の政治学」 月刊金曜日
1993.10.1 「音声と文字/日本のグラマトロジー 十八世紀日本の言説空間」(子安宣邦酒井直樹
      「なぜ『共産主義者宣言』か」 批評空間 I-11
1993.10.1 「「千年」の文学」 文學界
1993.10.1 「差異の産物」 新潮
1993.10.20 「日本に閉じられない世界で通用する漱石の探究を」 漱石研究
1993.10.20 「フーコーと日本」蓮実重彦・渡部守章編『ミシェル・フーコーの世紀』(共著) 筑摩書房
1993.11.1 「探究III (第六回)」 群像
1993.11.10 「E.W.サイード 『オリエンタリズム』」 國文學解釈と教材の研究
1993.12.1 「「マルクス」への転向」 海燕

1994 近畿大学文芸学部教授
1994 "Non-Cartesian Cogito" Social Discourse
1994.1.1 「決断と迂回」
      「探究III (第七回)」 群像
1994.1.1 「中上健次をめぐって 双系性とエクリチュール」(蓮實重彦渡部直己浅田彰
      「被差別部落の「起源」・「日本精神分析」補遺」 批評空間 I-12
1994.1.5 「真に内発的であるために」 東京新聞
1994.2.1 「議会制の問題」
      「自由・平等・友愛」
      「近代の超克」
      「文字論」
      「自主的憲法について」
      『〈戦前〉の思考』(講演集) 文藝春秋
1994.2.4 『闘争のエチカ』(蓮實重彦との対話集) 河出文庫
1994.3.1 「第三種の遭遇」 すばる
1994.3.1 「探究III (第八回)」 群像
1994.3.10 「カント的転回」 現代思想
1994.3.20 「交通空間についてのノート」 Anywhere
1994.4.1 「<戦前>の思考」 一九三〇年代的状況と現在」(小林康夫すが秀実西谷修福田和也山城むつみ浅田彰
      「美術館としての日本」 批評空間 II-1
1994.4.2 『シンポジウム?』(編著・対話集) 太田出版
1994.4.10 『探究?』 講談社学術文庫
1994.5.1 「不可知の"階級"と『ブリュメール十八日』」 情況
1994.5.10 「神話の理論と理論の神話」 國文學解釈と教材の研究
1994.6.1 「「<戦前>の思考」を巡って」 すばる
1994.6.1 「小説家の優位」 群像
1994.6.1 「文学のジオポリティクス」 ユリイカ
1994.6.23 「世紀末ニッポンの読み方 第1回」 SAPIO
1994.7.1 「戦後文学の「まなざし」」 海燕
1994.7.1 「<差別>と文学 「日本近代文学と<差別>」を出発点に」(浅田彰渡部直己・村井紀・安宇植) 批評空間 II-2
1994.7.14 「世紀末ニッポンの読み方 第2回」 SAPIO
1994.7.15 「漱石の作品世界」
      『漱石を読む』(小池清治・小森陽一芳賀徹亀井俊介との共著) 岩波書店
1994.7.28 「世紀末ニッポンの読み方 第3回」 SAPIO
1994.9.1 「中野重治のエチカ」 群像
1994.10.1 「カオスの辺縁」 談
1994.10.1 「差異/差別、そして物語の生成」 すばる
1994.10.1 「日本文化とジェンダー <家父長制とその批判>から始めて」(上野千鶴子・水田宗子・浅田彰) 批評空間 II-3
1994.10.1 「ファシズムとリプレゼンテーション」 情況
1994.10.20 「解説 『俘虜記』のエチカ」 大岡昇平全集
1994.10.20 「日本にも「小説」はある」 読売新聞
1994.12 「中上的世界の創出」 中上健次全集

1995.1.1 「本来的な小説」
      「探究III (第九回)」
      「文学と思想」 群像
1995.1.1 「京都学派と三〇年代の思想」(久野収浅田彰) 批評空間 II-4
1995.2.1 「探究III (第十回)」 群像
1995.2.1 「平衡感覚――福田恆存を悼んで」 新潮2月号
1995.2.1 「「啓蒙」はすばらしい」(坂本龍一
      「共同体・世界資本主義・カント」(奥泉光
      「「柄谷的」なるもの」(金井美恵子) 文學界 特集 柄谷行人 [集中]インタヴュー
1995.2.28 「「物自体」について
      「ヴァルター・ベンヤミンとの新たな関係」 Anyway
1995.3.1 「探究III (第十一回)」 群像
1995.3.20 「モダニズム再考」(磯崎新浅田彰岡崎乾二郎) 批評空間 臨増
1995.4.1 「ハイパーメディア社会における自己・視線・権力」(浅田彰大澤真幸黒崎政男
      InterCommunication No.12
1995.4.1 「探究III (第十二回)」 群像
1995.4.1 「可能世界/固有名」 現代思想
1995.4.1 「貨幣と資本主義」(岩井克人・大黒弘慈・西部忠浅田彰) 批評空間 II-5
1995.4.19 「漱石とカント」 漱石全集
1995.4.22 「世界と日本と日本人」 群像
1995.5.1 「探究III (第十三回)」 群像
1995.5.24 「三十歳、枯木灘へ」 中上健次全集
1995.6.1 「来年に期待する」
      「探究III (第十四回)」 群像
1995.6.10 『終焉をめぐって』 講談社学術文庫
1995.7.1 「探究? (第十五回)」 群像
1995.7.1 「中上健次フェミニズム」 すばる
1995.7.1 「「未完の近代」を生きる想像力」 世界
1995.7.1 「ボナパルティズムをめぐって」(上村忠男・阪上孝・浅田彰) 批評空間 II-6
1995.7.6 「中上健次の魅力と実像」 ダ・ヴィンチ
1995.7.10 「いかに対処するか・柄谷行人氏に聞く」 國文學解釈と教材の研究
1995.10.1 「フォークナー・中上健次・大橋健三郎」 フォークナー全集
1995.10.1 「冷戦終結後の政治と文学」(スーザン・ソンタグ浅田彰斎藤一訳)
      「再びモダニズムをめぐって」(磯崎新岡崎乾二郎高橋悠治松浦寿夫浅田彰
      「歴史における反復の問題」 批評空間 II-7
1995.10.1 「固有名と「路地」の場をめぐって」 すばる
1995.10.5 "Architecture As Metaphor: Language, Number, Money" MIT Press
1995.10.25 『中上健次発言集成1』(すが秀美との共編) 第三文明社
1995.12.10 「批評のジャンルと知の基盤をめぐって」(関井光男
       「「アレクサンドリア・カルテット」の弁証法」 国文学解釈と鑑賞 別冊『柄谷行人
1995.12 『中上健次発言集成2』(すが秀美との共編) 第三文明社
1995.12 「『日本近代文学の起源』ドイツ版への序文」 『日本近代文学の起源』ドイツ語版

1996.1.1 「探究III (第十六回)」
      「どうしても書きたいこと」 群像
1996.1.1 「宗教と宗教批判」(合田正人・田川健三・浅田彰) 批評空間 II-8
1996.1.30 「『我輩は猫である』殺人事件をめぐって」 奥泉光我輩は猫である殺人事件』
1996.2 「古典礼賛 『ルイ・ボナパルトブリュメール十八日』」 読売新聞
1996.2.1 「探究III (第十七回)」 群像
1996.2.6 『坂口安吾中上健次』 太田出版
1996.3.1 「探究III (第十八回)」 群像
1996.4.1 「探究III (第十九回)」 群像
1996.4.1 「ドゥルーズと哲学」(財津理・蓮實重彦前田英樹浅田彰
      「「悪い年」を超えて」(坂本龍一浅田彰) 批評空間 II-9
1996.4.1 「責任とは何か」 すばる
1996.4.1 「表象と反復」 マルクス『ルイ・ボナパルトブリュメール十八日』
1996.4.25 「解説」 河出文庫 文藝コレクション
1996.5.1 「探究III (第二十回)」 群像
1996.5.1 「20世紀の批評を考える」 新潮
1996.5.25 『中上健次発言集成5』(すが秀美との共編) 第三文明社
1996.6.1 「探究III (第二十一回)」
      「来年にもっと期待する」 群像
1996.6.10 『差異としての場所』 講談社学術文庫
1996.7.1 「探究III (第二十二回)」
      「言葉の傷口」 群像
1996.7.1 「「批評」の場所をめぐって」(井口時男大杉重男福田和也山城むつみ) 批評空間 II-10
1996.7.10 「<Anyplace>への手紙」
      「情報・空間・建築」 Anyplace
1996.8.1 「探究III (第二十三回)」 群像
1996.8.1 「虚無に向きあう精神」 大西巨人『新生―1946-1956』
1996.8 『中上健次全集 14 評論・エッセイ 2』(共編) 
1996.9.1 「探究III (第二十四回)」 群像
1996.9 『中上健次発言集成3』(すが秀美との共編) 第三文明社
1996.10.1 「戦後の文学の認識と方法」 群像
1996.10.1 「ポストコロニアルの思想とは何か」(鵜飼哲酒井直樹・鄭暎恵・冨山一郎・村井紀) 批評空間 II-11
1996.11 批評空間―第2期1‐4号合本 1994.4‐1995.1 太田出版
1996.12.1 "Ursprünge der modernen japanischen Literatur"

      「中上健次全集完結の辞」
      「果てなきテキストをめぐって」 すばる
1996.12.20 「物語・私小説・小説」 『群像 日本の作家24 中上健次

1997.1.1 群像
1997.1.1 「アドルノのアクチュアリティー」(木田元・徳永恂・矢代梓・浅田彰) 批評空間 II-12
1997.2 『中上健次発言集成4』(すが秀美との共編) 第三文明社
1997.2 「『日本近代文学の起源』韓国語版への序文」 『日本近代文学の起源』韓国語版
1997.4.1 「埴谷雄高とカント」 群像4月号
1997.4.21 「責任と主体をめぐって」(高橋哲哉西谷修浅田彰) 批評空間 II-13
1997.5.1 「単独者とインターナショナリズム」 情況5月号 特集:吉本隆明柄谷行人
1997.5.10 現代思想
1997.5.16 「生き続ける「死の衝動」」 朝日新聞
1997.6.1 「変化の兆候」 群像
1997.6.16 「村上龍再読」 村上龍村上龍自選小説集1』
1997.6.25 「国家・家族・身体」 ユリイカ
1997.7.1 「宮澤賢治をめぐって」(関井光男・村井紀・吉田司
      「美学の効用 『オリエンタリズム』以後」 批評空間 II-14
1997.9.10 『近代日本の批評? 昭和篇〔上〕』(編著) 講談社文芸文庫
1997.10.1 「生の哲学死の欲動」(木村敏新宮一成浅田彰
      「死とナショナリズム 第1部 フロイト」 批評空間 II-15
1997.10.22 『シンポジウム?』(編著・対話集) 太田出版
1997.11.1 「親に責任はあるか」 中央公論
1997.11.1 「日本精神分析再考」 文學界
1997.11.1 「東大は滅びよ」 情況
1997.11.10 『近代日本の批評? 昭和篇〔下〕』(編著) 講談社文芸文庫
1997.12.5 「柄谷行人さんと考える 日本的システムの行方」 読売新聞

1998.1.1 群像
1998.1.1 「伝統・国家・資本主義 保守主義の理路を問う」(西部邁福田和也浅田彰
      「死とナショナリズム 第2部 カント」 批評空間 II-16
1998.1.10 『近代日本の批評? 明治・大正編』(編著) 講談社文芸文庫
1998.1.30 「フォークナーと中上健次」 週刊読書人
1998.3 「文芸文庫を推す」 講談社文芸文庫
1998.4.1 「韓国の批評空間」(白楽晴・崔元植・鵜飼哲
      「借景に関する考察」 批評空間 II-17
1998.5.31 「責任と主体」 女性・戦争・人権
1998.5 『坂口安吾全集 4』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.6.1 「大豊作」 群像
1998.6.10 柄谷行人・すが秀美・福田和也「20世紀の批評を考える」
       『皆殺し文芸時評─かくも厳かな文壇バトル・ロイヤル』
       (すが秀美・清水良典・島弘之富岡幸一郎大杉重男東浩紀福田和也との共著・対話集)
       四谷ラウンド
1998.6.26 『シンポジウム?』(編著・対話集) 太田出版
1998.6.19 「坂口安吾の真実」 週刊読書人
1998.6 『坂口安吾全集 5』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.7.1 「トランスクリティーク(としての)脱構築」(東浩紀大澤真幸浅田彰
      「仏教とファシズム」 批評空間 II-18
1998.7.10 「未来としての他者」(リヴィア・モネ) 現代思想七月臨時増刊号 総特集:柄谷行人
1998.7.16 『ダイアローグ? 1990−1994』(対話集) 第三文明社
1998.7.29 「経済の危機と精神の危機」 構想日本
1998.7 『坂口安吾全集 6』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.8.1 「再びマルクスの可能性の中心を問う」 文學界
1998.8 『坂口安吾全集 7』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.9.1 「中上健次の世界性」 小学館文庫
1998.9.1 「トランスクリティーク (一)」 群像
1998.9.10 「批評の「起源」」 國文學解釈と教材の研究
1998.9 『坂口安吾全集 8』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.10.1 「トランスクリティーク (二)」 群像
1998.10.1 「カントのアクチュアリティー」(黒崎政男坂部恵浅田彰) 批評空間 II-19
1998.10.23 「アングラの思想」 キマイラ
1998.10 『坂口安吾全集 9』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.11.1 「トランスクリティーク (三)」 群像
1998.11 『坂口安吾全集 10』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1998.12.1 「トランスクリティーク (四)」 群像
1998.12 『坂口安吾全集 11』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房

1999.1 「解説」 新潮文庫
1999.1.1 「今後に期待」
      「トランスクリティーク (五)」 群像
1999.1.1 「五〇年代の運動空間」(武井昭夫すが秀実
      「世界資本主義と近代世界システム」(岩田弘) 批評空間 II-20
1999.1.10 『ヒューモアとしての唯物論』 講談社学術文庫
1999.1.20 「建築と地震
       「<Anywise>をめぐって」
       「<Anywise>への手紙」 Anywise
1999.1 『坂口安吾全集 12』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.2.1 「トランスクリティーク (六)」 群像
1999.2.10 「トランスクリティーク結論(草稿)」
      『マルクスの現在』(共著) とっても便利出版部
1999.2 『坂口安吾全集 13』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.3.1 「トランスクリティーク (七)」 群像
1999.3 『坂口安吾全集 3』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.4.1 「トランスクリティーク (八)」 群像
1999.4.1 「いま批評の場所はどこにあるのか」(東浩紀鎌田哲哉福田和也浅田彰) 批評空間 II-21
1999.4.1 「マルクス的視点からグローバリズムを考える」 世界
1999.4.30 ハルオ・シラネ鈴木登美編『創造された古典─カノン形成・国民国家・日本文学』(共著) 新曜社
1999.4 『坂口安吾全集 2』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.5 『坂口安吾全集 1』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.6.1 「最後に」 群像
1999.6 『坂口安吾全集 14』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.7.1 「世界資本主義からコミュニズムへ」(島田雅彦山城むつみ) 批評空間 II-22
1999.7.1 「資本主義への対抗運動」 情況
1999.7.10 「禅譲!?」 リトルモア
1999.7.10 「トランスクリティークと小説のポイエティーク」 國文學解釈と教材の研究
1999.8.1 「日本の映画批評の不在にあたって」
      「日本映画の<主題>の不在をめぐって」 sagi times
1999.8.20 山城むつみ『転形期と思考』
1999.8 『坂口安吾全集 17』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.9.10 「天皇と不敬小説」 週刊読書人
1999.9.20 「坂口安吾の普遍性をめぐって」 国文学解釈と鑑賞別冊
       「坂口安吾の普遍性」 国文学解釈と鑑賞別冊
1999.9.25 『中上健次発言集成6』(すが秀美との共編) 第三文明社
1999.10.1 「貨幣主体と国家主権者を超えて」(市田良彦西部忠山城むつみ) 批評空間 II-23
1999.10.1 「笑い地獄」 群像
1999.10.1 「江藤淳と私」 文學界
1999.10 『坂口安吾全集 15』(柄谷 行人・関井 光男編) 筑摩書房
1999.11.1 「「江藤淳の死」再考」 文學界
1999.11.22 「不可知の?階級?と『ブリュメール十八日』─単独者としての共産主義者
       『マルクスを読む』(共著) 情況出版
1999.11 Anybody NTT出版


『季刊思潮』no.7, 1990.1 特集=昭和批評の諸問題 1945-1965
浅田彰柄谷行人蓮實重彦三浦雅士「共同討議 近代日本の批評3 昭和批評の諸問題1945-1955:「他者」体験としての戦争体験と「文学」の不可能性の露呈」 
● 山田広昭「精神の政治学とは何か:ポール・ヴァレリーとヨーロッパ」 
● サンフォード・ロビンス+鈴木忠志「演劇における〈訓練〉と〈個性〉:集団性の崩壊状況の中で」
● 芦川羊子「身体の中の〈他者〉を探す:芦川羊子と白桃房の現在(聞き手:黒木博)
三浦雅士「戦後批評ノート」 
● 村井紀「南島イデオロギーの発生:折口信夫の遡行」
井口時男「歴史という「悲劇」:小林秀雄大岡昇平」 
立川健二「誘惑者の戦略:誘惑論序説ノート」
富岡幸一郎「井上良雄の「転向」と戦後」
● 塚原誠司「第一哲学の改革:「神」から「超越論的哲学者」へ」
大澤真幸「楕円幻想2:資本主義の精神と転形期の精神」 
近藤譲「音楽に於ける言葉、構造、意味:18世紀思想の超克に向けて2」
● 竹内康二「アリストテレスの区別の論理」
● 長谷川六「受胎する肉体:白糖房「皮膚宇宙のマグダラ」をめぐって」
連載
宇佐美圭司宮澤賢治春と修羅』序 私註 6(最終回) 心象スケッチ論」
● 八束はじめ・小山明「ナチス・ドイツの建築3」
笠井潔現代日本作家論5 球体と亀裂:大江健三郎論5」
川村毅「吸血鬼の演劇 5 見捨てられた肉体4」
水村美苗「続・明暗 7」