柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『批評空間』III-1

批評空間 第3期1-4号
第3期『批評空間』

 『季刊思潮』(1988-90、思潮社)、『批評空間』(1991-94、福武書店)、『第II期批評空間』(1994-2000 太田出版)の後続季刊誌。
 編集委員浅田彰柄谷行人、編集人・発行人:内藤裕治、発行所:株式会社 批評空間
III-1-III-4, 2001.10-2002.7

•III-1, 2001.10「特集=新たな批評空間のために ラテンアメリカとネーション」
•III-2, 2002.1「特集=「帝国」と「原理主義」 『トランスクリティーク』『ルネサンス 経験の条件』をめぐって」
•III-3, 2002.4「特集=『日本精神分析』再論」
•III-4, 2002.7「特集=アナーキズムと左翼」


III-1, 2001.10「特集=新たな批評空間のために ラテンアメリカとネーション」

磯崎新岡崎乾二郎山城むつみ浅田彰柄谷行人「共同討議 新たな批評空間のために」(2001.7.7.紀伊国屋ホールにて、紀伊国屋書店・批評空間主催、第126回紀伊国屋セミナー「批評空間独立記念イヴェント「第?期「批評空間」を創刊する」)
西部忠LETS論」 
斎藤環中井久夫浅田彰「共同討議 トラウマと解離」(2001.7.5.) 
斎藤環「解離とポストモダン、あるいは精神分析からの抵抗」
十川幸司「概念の思考 精神分析経験の固有性と非固有性」
● Slavoj Žižek「メランコリーと行為」(鈴木英明訳)
● 小倉英敬・崎山政毅「討議 ラテンアメリカとネーション」(2001.6.5.) 
● マルコス副司令官「サパティスタ民族解放軍のテキストより 逆さに覗いた遠眼鏡」(崎山政毅訳)
● マルコス副司令官「爆弾・火消し・豆電球……」(小澤卓也・中田英樹・佐々木祐訳)
● 「共同インタヴュー マルコス副司令官に聞く:パンチカードと砂時計」(聞き手:ガブリエル・ガルシア=マルケス・ロベルト・ポンボ、崎山政毅訳)
岡崎乾二郎「歴史とよばれる絵画」
小泉義之ドゥルーズにおける意味と表現3 器官なき身体の娘たち」
● 連続掲載1 鎌田哲哉有島武郎のグリンプス A 内村鑑三との闘争」
● 新連載詩1 高橋悠治「凍った影だけ 鵞鳥はいない」 
● Jaques Derrida「弔鐘」10(鵜飼哲訳)
時評
蓮實重彦「「作家主義」にさからってティム・バートンを擁護することの困難:『Planet of the Apes 猿の惑星』をめぐって」
● 絓秀実「歴史修正主義の基本構造」
柄谷行人「編集後記」(2001.8.16.記) / 浅田彰「編集後記」(2001.8.15.記)