柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『批評空間』第1期, no.10, 1993.7「特集=芸術の理念と〈日本〉」

no.10, 1993.7「特集=芸術の理念と〈日本〉」
浅田彰磯崎新岡崎乾二郎柄谷行人「共同討議 芸術の理念と〈日本〉」(1993.4.6.) 
浅田彰「忘却の淵を超えて:上田高弘氏に答える」
● Andreas Huyssen「アンゼルム・キーファー:歴史の恐怖、神話の誘惑」(水沢勉訳)
● Frederic Jameson「「破壊的要素に身を委ねよ!」:ハンス-ユルゲン・ジーバーベルクと文化革命」(末廣幹訳)
● Rainer Nägele(ライナー・ネーゲレ)「人形芝居と哀悼劇(Trauerspiel)」*28(内野儀訳)
多和田葉子「身体・声・仮面:ハイナー・ミュラーの演劇と能の間の呼応」 
● ダルコ・スーヴィン「死ぬことの使用価値:偽禅竹とブレヒトの「教育劇」における魔術的/認知的ユートピア願望(ウェイリーをゼロオプションとして)」(田尻芳樹訳)
● ハイディ・ギルピン「静止と不在の力学:ピナ・バウシュヤン・ファーブルウィリアム・フォーサイスの舞踏パフォーマンス」(由井哲哉訳)
● 「放射:ウィリアム・フォーサイスとハイディ・ギルピンの対話」(由井哲哉訳)
田中純「終わりの時代の建築家:ダニエル・リベスキンドの署名」 
松浦寿輝「美術館のなかのひとつの場所」
● ジャン-マリー・シェフェール「思弁的芸術理論と「モダニズム」」(大浦康介訳)
大澤真幸「〈精神=身体〉のパースペクティブ:眼の近代的編成3」(完)
市川浩「海へ……/そして海から:「海の博物館」について 予兆をもとめて5」
野口武彦「三人称の発見まで」6
● 絓秀実「詩の先行、詩の後行:小説的モダニティの構造5」  
水村美苗「日本近代文学私小説 from left to right」4
柄谷行人「編集後記」(1993.5.16.記) / 浅田彰「編集後記」(1993.5.18.記)