柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『批評空間』第1期, no.9, 1993.4「特集=ネーションとナレーション」

no.9, 1993.4「特集=ネーションとナレーション」
浅田彰岩井克人柄谷行人「共同討議 貨幣・言語・数:貨幣論から日本資本主義批判へ」(1993.1.18)
小特集 ネーションとナレーション
● Ernest Renan「国民(ナシオン)とは何か?」(鵜飼哲訳)
● Homi K. Bhabha「国民の散種:時間、語り、そして近代国家の周縁」(大野真訳)
● Rob Wilson「テクノ-ユーフォーリアアメリカの崇高性の言説」(上岡伸雄訳)
● Sol Yurick「オークション」(上野俊哉訳)
東浩紀ソルジェニーツィン試論:確率の手触り」
千葉一幹「暗い夜を越えて:非小説「或る朝」から非私小説「暗夜行路」へ」
● 中山昭彦「沈黙の力学圏:理論=反理論としての『文学論』」
小谷野敦「「女の遊戯」とその消滅:夏目漱石『行人』をめぐって」
大澤真幸「〈精神=身体〉のパースペクティブ:眼の近代的編成2」  
松浦寿輝「不在の記号屹立:エッフェル塔試論7」(完)
野口武彦「三人称の発見まで」5
渡部直己「差別とエクリチュール1 戦後党員作家の「部落」」  
柄谷行人「日本精神分析」5
水村美苗「日本近代文学私小説 from left to right」3
柄谷行人「編集後記」(1993.2.11.記) / 浅田彰「編集後記」