柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『批評空間』第1期, no.11, 1993.10

no.11, 1993.10「特集=音声と文字/日本のグラマトロジー
子安宣邦酒井直樹柄谷行人「共同討議 音声と文字/日本のグラマトロジー:18世紀日本の言説空間」(1993.7.19.) 
酒井直樹「翻訳の問題」(?訳)  
子安宣邦宣長再論:「やまとことば」成立の語り」  
前田英樹「『くず花』をめぐる考察」 
山城むつみ「漢文訓読について」
● 百川敬仁「中世的なものから近世へ」
川村湊「「日本語」の時代:福田恆存の日本語・時枝誠記の国語」 
● 加川恭子「近代国語学批判の批判」
● 村井紀「起源と征服1 伊波普猷について」 
安宇植「ハングルと〈女〉と」  
赤間啓之「声と文字のキマイラ/フランス精神分析のファルス」 
柄谷行人「なぜ『共産主義者宣言』か」 
野口武彦「三人称の発見まで」7 完
● 絓秀実「写生における「長さ」と「難解」:小説的モダニティの構造6」
水村美苗「日本近代文学私小説 from left to right」5  
柄谷行人「編集後記」(1993.8.15.記) / 浅田彰「編集後記」(1993.5.18.記)