柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

第2期『批評空間』II-4, 1995.1

II-4, 1995.1

● 「特別インタヴュー 京都学派と30年代の思想:久野収氏に聞く」(聞き手:浅田彰柄谷行人
野口武彦「車輪と糸巻き:『日本イデオロギー論』をめぐって」  
酒井直樹「種的同一性と文化的差異:主体と基体をめぐって」1
● クリストファー・L・ヒルファシズムと表象の主体:丸山、アドルノユートピア」(竹内孝宏訳)
山城むつみ万葉集の「精神」について」
● Geoffrey Hartman「破壊の書」(末廣幹訳)
● 上村忠男「凍てついた記憶:ホロコーストの証言可能性をめぐって」
西成彦「プロスペリズムの終わり/宮澤賢治カフカ」  
● 久保田泰考「KIMURA avec LACAN:離人症をめぐる存在論的問題の形式化のために」  
安宇植「ハングルと〈男〉と」1
● Shosyana Felman「声の回帰 クロード・ランズマンの『ショアー』」1(上野成利細見和之訳)
松浦寿輝「擬(モドキ)と移(ウツシ):折口信夫論3」
● Slavoj Žižek「否定的なもののもとへの滞留 第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」2(田崎英明訳)
● 小説:多和田葉子「聖女伝説」4