柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

批評空間 第2期 II-12, 「共同討議 アドルノのアクチュアリティー」

II-12, 1997.1「共同討議 アドルノのアクチュアリティー」
木田元・徳永恂・矢代梓・浅田彰柄谷行人「共同討議 アドルノのアクチュアリティー」pp.6-35
• 水田恭平「美的思考の誕生:美的現象としてのみ存在と世界は永遠に正当化されてある ニーチェ」pp.36-50
• 小田部胤久「近代的「所有権」思想と「芸術」概念:近代美学の政治学への序章」pp.51-66
守中高明「癒えぬものの政治:ハイデガーヘルダーリンのあいだ」pp.76-88
Jean-Luc Godardアドルノ賞受賞記念講演 映画と歴史について」II-12(森田祐三訳)pp.89-97
• Jacques Ranciere「『中国女』の赤」II-12(森田祐三訳)pp.98-108
• Etienne Balibar「無限の矛盾」(安川慶治訳)pp.109-129
• Mark Driscoll「アイフォン/ゆえにわれあり:『存在と時間』におけるサイボーグ羨望上の三木清」(福井裕之訳)pp.149-171

· Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第3部・われあり(スム):享楽のループ」?(酒井隆史訳)pp.204-223                                  
· 小林敏明「無の場所の転落:西田幾多郎」?pp.172-189
· 前田英樹小林秀雄:存在への跳躍」?pp.190-203
· Jacques Derrida「信仰と知:たんなる理性の限界における「宗教」の2源泉」?(松葉祥一・榊原達哉訳)pp.130-148
· 福田和也アドルフ・ヒトラーハイデガー哲学:テクネーによる「本来性」の喚起」?pp.67-75
· いとうせいこう「去勢訓練」?