柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

批評空間 第2期 II-14, 1997.7「共同討議 宮沢賢治をめぐって」

II-14, 1997.7「共同討議 宮沢賢治をめぐって」
関井光男・村井紀・吉田司柄谷行人「共同討議 宮沢賢治をめぐって」pp.6-41
柄谷行人「美学の効用:『オリエンタリズム』以後」pp.42-55

· 山田広昭「三点確保:ロマン主義の理解と批判のために」pp.56-65          
細見和之「出来事と記憶:「南京大虐殺」60カ年によせて」pp.66-77
• Andreas Huyssen「モニュメントの誘惑」II-14(高橋明史訳)pp.78-92
• Frieda Grafe「誰の歴史か/メディア間におけるゴダール」II-14(瀬川裕司訳)pp.108-119
• Jonathan Rosenbaum「ゴダール『映画史』予告編」II-14(森田祐三訳)pp.120-132
鵜飼哲浅田彰「討議:ジュネを再発見する」pp.133-157               
Jacques Derrida「ことわざ:「ことば遊びをする者は…」:『弔鐘語彙集』への序文」II-14(鵜飼哲訳)pp.158-168

· Clement Greenberg, Thierry de Duve「クレメント・グリーンバーグと語る」?完(加治屋健司訳)pp.93-107
· Jacques Derrida「信仰と知:たんなる理性の限界における「宗教」の2源泉」?完(松葉祥一・榊原達哉訳)pp.169-180
· Paul de Man「美学イデオロギー」?(上野成利訳)pp.181-200
· 前田英樹小林秀雄:存在への跳躍」?pp.201-213
· 小林敏明「ロマンティークの行方:西田幾多郎」?pp.214-228
· 絓秀実「「女」という非国民:帝国の文学?」pp.229-246
· Nina Cornyetz「中上健次における身体」(竹内孝宏訳)pp.247-265
· 小説:いとうせいこう「去勢訓練」?(完)