柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

批評空間 第2期 II-16, 1998.1「特集=同性愛とファシズム」

II-16, 1998.1「特集=同性愛とファシズム
西部邁福田和也柄谷行人浅田彰「共同討議 伝統・国家・資本主義:保守主義の理路を問う」pp.6-30

小特集:同性愛とファシズム
• Kraus Mann「同性愛とファシズム」(辰巳伸知訳)pp.95-102
• Andrew Hewitt「敵と寝ること:ジュネとホモ:ファシズムの幻想」(太田晋訳)pp.103-128
• James Keith Vinsent「大江健三郎三島由紀夫の作品におけるホモファシズムとその不満」(竹内孝宏訳)pp.129-154
山城むつみ「蕪村詩のモダニティ」pp.178-205
• 小田部胤久「表象としての「東西」「南北」:方位の構想力から見た近代芸術精神の成立」pp.225-251

· 柄谷行人「死とナショナリズム:第2部カント」pp.31-44
· Paul de Man「美学イデオロギー」?(上野成利訳)pp.45-56
· 東浩紀デリダ試論4中:存在論的、郵便的」pp.57-75                   
· Slavoj Zizek「サイバ−・スペ−ス、あるいは存在の耐えられない閉塞」?完(鈴木英明訳)pp.76-94
· 村井紀「国文学者の十五年戦争」?pp.171-187
· 渡部直己「不敬文学論序説?:天皇とエクリチュ−ル」pp.155-170
· 絓秀実「「冷笑」するオリエンタリズム:「帝国」の文学?」pp.206-224            
· 磯崎新「『重源』という問題構制」?pp.252-261
· 上村忠男「「歴史的ブロック」の概念:グラムシをめぐって?」pp.262-272
· Jacques Derrida「弔鐘」?(鵜飼哲訳)pp.297-282
· 阿部和重「プラスティック・ソウル」?