柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

批評空間 第2期 II-17, 1998.4「特集=韓国」

II-17, 1998.4「特集=韓国」

特集 韓国
• 白楽晴・崔元植・鵜飼哲柄谷行人「共同討議:韓国の批評空間」pp.6-24
• 白楽晴「ドイツと朝鮮における国家統一論の差異:ハ−バ−マスのソウル講演に応答する」(慎蒼健訳)pp.25-34
柄谷行人「借景に関する考察」pp.35-46
• Masao Miyoshi「冷戦後における境界の秩序化について」pp.47-74
• 連続掲載?:Slavoj Zizek「多文化主義、あるいは多国籍資本主義の文化の論理」(和田唯訳)pp.75-89
貝澤哉「引き裂かれた祝祭:バフチンのカ−ニヴァルにおける無意識、時間、存在」pp.90-108
• 番場俊「『オネ−ギン』と多声空間、あるいは起こらない出来事」pp.109-131
浅田彰「ストロ−ブ=ユイレを導入する」pp.188-200                       

· Paul de Man「美学イデオロギー」?(上野成利訳)pp.132-146
· 山田広昭「三点確保:ロマン主義の理解と批判のために」?pp.147-158             
· 東浩紀デリダ試論4下:存在論的、郵便的」pp.159-187                   
· 磯崎新「『重源』という問題構制」?完pp.201-208                      
· 絓秀実「「父殺し」の二つの型:帝国の文学?」pp.209-227                 
· 渡部直己「不敬文学論序説?:大逆事件と小説」pp.228-245                  
· 阿部和重「プラスティック・ソウル」?