柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

批評空間 II-20 「特集=世界資本主義論 ドゥルーズをめぐって」

II-20, 1999.1「特集=世界資本主義論 ドゥルーズをめぐって」
武井昭夫・絓秀実・柄谷行人「共同インタビュ−:武井昭夫に聞く:50年代の運動空間」pp.6-32
• 岩田弘・柄谷行人「インタビュ−:岩田弘に聞く:世界資本主義と近代世界システム」pp.33-48
長原豊「資本の論理学の歴史記述:宇野弘蔵における論理と歴史」pp.49-78
• 大黒弘慈「宇野弘蔵の「純粋」:戦前・戦中の思想形成」pp.79-101
• 「インタビュ−:フリ−ドリヒ・キットラ−に聞く:メディアシステムの起源」(聞き手・訳:石光泰夫大宮勘一郎、1998.9.15.東京大学国際シンポジウム「知の総合」に参加するための来日に際して)pp.102-123
• 「インタビュ−:ボリス・グロイスに聞く:全体芸術とロシア」(聞き手・訳:貝澤哉、1998.9.11.ICCと東京ドイツ文化センターの招待による来日に際して)pp.124-133

特集:ドゥル−ズをめぐって
• Alain Badiou「<存在>の名としての<生>について」II-20(守中高明訳)pp.151-159
• Toni Negri「ジル=フェリックス」II-20(安川慶治訳)pp.160-173

· Slavoj Zizek「四つの言説・四つの主体」II-20?(鈴木英明訳)pp.134-150
· Paul de Man「美学イデオロギ−」?(上野成利訳)pp.174-185
· Massimo Cacciari「世紀転換期のウィ−ン」?(廣石正和訳)pp.186-201
· 岡崎乾二郎「経験の条件?:射影変換」pp.202-223             
· 渡部直己「不敬文学論序説?:戦後天皇小説の群れ」pp.224-243       
· 村井紀「歌会始め:天皇制の創出」pp.244-253
· Jacques Derrida「弔鐘」?(鵜飼哲訳)pp.269-256