松本零士と松下電工
三浦雅士『出生の秘密』(講談社)によれば、
漱石は「近代日本は西洋の食客(いそうろう)である」
と考えたという。
後半のヘーゲルを巡る近代思想史の概観はどうなのだろう。
デリダ『シボレート』(飯吉光夫・小林康夫・守中高明訳、岩波書店)を読みながら、
合い言葉、パスワード(パサージュ)、暗証番号について考える。
映画『風の谷のナウシカ』
「合い言葉は? 風!」
「谷!」
宮崎学『法と掟と−頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!』(洋泉社)
第一部 日本人の規範感覚のどこがどうおかしいのか?
第二部 近代日本の法と掟は、どこがどう歪んでしまったのか?
第三部 法と掟の彼方
マーティン・バナール
『黒いアテナ 古典文明のアフロ・アジア的ルーツ 〓 考古学と文書にみる証拠』
(上・下、金井和子訳、藤原書店)
序
第1章 宮殿時代以前のクレタ島−紀元前七〇〇〇年−二一〇〇年
第2章 ボイオティア地方とペロポンネソス半島における
エジプトの影響 紀元前第三千年紀〓−祭儀・神話・伝説にみる証拠
第3章 ボイオティア地方とペロポンネソス半島における
エジプトの影響 紀元前第三千年紀〓−考古学にみる証拠
第4章 クレタ島の旧宮殿時代とエジプト中王国
−紀元前二一〇〇年−一七三〇年
第5章 セソストリス〓
−ギリシアの記述にみる彼の征服 考古学と文書にみる証拠−
第6章 セソストリス〓−祭儀・神話・伝説にみる証拠
第7章 テラ島の噴火−エーゲ海地域から中国まで
第8章 ヒクソス
第9章 紀元前一八世紀と一七世紀のクレタ島、テラ島および
ミュケナイ文化の誕生−ヒクソスの侵略はあったか
第10章 エジプト、メソポタミアおよびレヴァントとエーゲ海
地域との接触−文書にみる証拠
第11章 エーゲ海地域とエジプトおよびレヴァントとの接触
−考古学にみる証拠 紀元前一五五〇年−一二五〇年−
第12章 英雄時代の英雄的終焉
−テーバイ、トロイア、ミュケナイの没落 紀元前一二五〇年−一一五〇年
結 論