柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

ゴージャスな杉本彩

sasaki_makoto2006-06-29

丸山眞男『増補版 現代政治の思想と行動』(未來社)

レーニントロツキースターリンの育つた環境は、非国教教会(ノンコンフォーミスト・チャーチ)も協同組合も、地方自治労働組合も全く存しない世界で、およそデモクラシーとは縁の遠い陰謀的伝統(コンスピラショナル・トラディション)のなかで彼等はきたえられた。



「ネットで力増す 「集団の知恵」考」 朝日新聞 2006年6月27日

 ジェームズ・スロウィッキー著『「みんなの意見」は案外正しい』(角川書店刊)は、「集団の知恵」の例を多数検証。そして「賢い集団」には、独立・分散する多様な意見を集計して集団としての一つの判断に集約するメカニズムがある、と分析する。