柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

PUFFYはアメリカでIMAGE DOWNを歌ったか

sasaki_makoto2007-09-01

丸山眞男「飯塚浩二著作集第五巻 解説」『丸山眞男集 第十巻』(岩波書店

 「アジア的生産様式論」には、右の史的唯物論との関連以外の、もう一つの側面がある。いうまでもなく、ヨーロッパ対アジアという軸を中心にした文化類型の比較という面である。こういう側面では、それはマックス・ウェーバーの著名な、森の文化(Waldkultur)対、水の文化(Wasserkultur)という対比とも重なり合う。現にアジア的生産様式論の堯将の一人であったK・A・ヴィットフォーゲルの東洋社会論は、マルクスの土台の上にウェーバーを載せた恰好になっている。



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