柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

有楽町線で逢いましょう

sasaki_makoto2008-06-21

そういえば高城剛氏は新木場スタジオコーストageHa
プロデュースもしたとか。

エントランスが赤いカーテンと白黒の床で
ツイン・ピークス”だ!!と今回気づく。


ビヨンセも見れました。
http://watanabenaomi.laff.jp/



ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟4』(光文社古典新訳文庫

 彼(ワルヴィンスキー医師)の見解によれば、被告は今も昔も完全に正常な状態にある、たしかに逮捕前の彼は神経がひどく高ぶった状態にあったが、それは、嫉妬、怒り、たえざる飲酒状態など、多くのきわめて明白な原因から起こりうることだった。だが、この状態は、いま問題となっている特別の「心身喪失」など何ひとつ含むものではない。入廷したさい、被告は左と右のどちらを見るべきであったかという件については、「自分のつつましい意見では」、被告はまさに被告本人がじっさいにそうしたように、正面を見すえてしかるべきだった、なぜなら自分の正面には、いまや自分の全運命がかかっている裁判長と裁判官たちが座っていたからだ、「それゆえ、自分の正面をまっすぐ見つめながら入廷した彼は、まさしくそれによってその瞬間、自分の頭がまったく正常な状態にあることを証明したのです」――この青年医師は、その「つつましい」証言をいくらか熱をこめて締めくくった。