柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

廣松 渉 青年マルクス論 平凡社ライブラリー


序文
I 幼少時代――家庭的環境と高等中学
II 学生時代――ヘーゲル哲学との格闘
III ライン新聞――政論家としての出発
IV 新婚の日々――国法論批判と新機軸
V 独仏年誌――プロレタリアとの邂逅
VI 初期経済学――『経哲手稿』の意想
VII 社会主義孜―人間開放の段階行程
VIII 哲学的覚識――疎外論とその問題点