柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

渋谷で1時30分、後藤真希

阪井あゆみ http://ameblo.jp/ayumi121/


柄谷行人の「探究III」でフッサールを取り上げた回がある。
独我論批判は『探究II』だったが、
そこで展開された哲学・批評批判こそ
柄谷行人の可能性の中心であり到達点であった。
形式化の問題はゲーデルの決定不可能性から導かれ、
独我論批判への結実がいわば神がかりだったのだ。
その後の柄谷は自己が解体した批評の形式を
反復しているだけである。


日暮里駅が変わった。


東浩紀 http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20090626/1246002668


マイケル・ジャクソンの「スリラー」から
同時期のベストセラー・浅田彰「構造と力」を連想した。

しかし、浅田彰栗本慎一郎丸山圭三郎
それぞれ高校の教科書に出てこない
ドゥルーズ=ガタリ、ポランニー、ソシュール
紹介者であったのに対し、

マルクスという死者を蘇らせていたのは柄谷行人だった。


くみっきー
http://www.galspop.jp/blog/detail/MDL9/
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=927235


山口二郎編著『ポスト新自由主義』(七つ森書館

第5章 地方自治から世界共和国へ 柄谷行人

山口二郎の眼

法の全体社会と掟の個別社会
デモも起きない不気味な専制国家
民衆の不在が生んだ過激派
公共的なものに無関心な日本人
原子化した個人は狂信的になりやすい
抵抗勢力としての封建制
中間勢力の消滅と専制国家
国民は幽霊のような存在である
個別社会が個人を強くする
世界は異なるアソシエーションの共和国
アメリカ・インディアンにみる世界の原理
民主主義のカギは多元性
戦後日本に中間勢力はあったか
エゴを社会化してアソシエーションに


村上春樹1Q84 BOOK1』(新潮社)

第1章 青豆 見かけにだまされないように
第2章 天吾 ちょっとした別のアイデア
第3章 青豆 変更されたいくつかの事実
第4章 天吾 あなたがそれを望むのであれば
第5章 青豆 専門的な技能と訓練が必要とされる職業
第6章 天吾 我々はかなり遠くまで行くのだろうか?
第7章 青豆 蝶を起こさないようにとても静かに
第8章 天吾 知らないところに行って知らない誰かに会う
第9章 青豆 風景が変わり、ルールが変わった
第10章 天吾 本物の血が流れる実物の革命
第11章 青豆 肉体こそが人間にとっての神殿である
第12章 天吾 あなたの王国が私たちにもたらされますように
第13章 青豆 生まれながらの被害者
第14章 天吾 ほとんどの読者はこれまで目にしたことのないものごと
第15章 青豆 気球に碇をつけるみたいにしっかりと
第16章 天吾 気に入ってもらえてとても嬉しい
第17章 青豆 私たちが幸福になろうが不幸になろうが
第18章 天吾 もうビッグ・ブラザーの出てくる幕はない
第19章 青豆 秘密を分かち合う女たち
第20章 天吾 気の毒なギリヤーク人
第21章 青豆 どれほど遠いところに行こうと試みても
第22章 天吾 時間がいびつなかたちをとって進み得ること
第23章 青豆 これは何かの始まりに過ぎない
第24章 天吾 ここではない世界であることの意味はどこにあるのだろう

村上春樹1Q84 BOOK2』(新潮社)

第1章 青豆 あれは世界でいちばん退屈な町だった
第2章 天吾 魂のほかには何も持ち合わせていない
第3章 青豆 生まれ方は選べないが、死に方は選べる
第4章 天吾 そんなことは望まない方がいいのかもしれない
第5章 青豆 一匹のネズミが菜食主義の猫に出会う
第6章 天吾 我々はとても長い腕を持っています
第7章 青豆 あなたがこれから足を踏み入れようとしているのは
第8章 天吾 そろそろ猫たちがやってくる時刻だ
第9章 青豆 恩寵の代償として届けられるもの
第10章 天吾 申し出は拒絶された
第11章 青豆 均衡そのものが善なのだ
第12章 天吾 指では数えられないもの
第13章 青豆 もしあなたの愛がなければ
第14章 天吾 手渡されたパッケージ
第15章 青豆 いよいよお化けの時間が始まる
第16章 天吾 まるで幽霊船のように
第17章 青豆 ネズミを取り出す
第18章 天吾 寡黙な一人ぼっちの衛星
第19章 青豆 ドウタが目覚めたときには
第20章 天吾 せいうちと狂った帽子屋
第21章 青豆 どうすればいいのだろう
第22章 天吾 月がふたつ空に浮かんでいるかぎり
第23章 青豆 タイガーをあなたの車に
第24章 天吾 まだ温もりが残っているうちに