柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

仕事で無線を使っているがTwitterより面白かった

アドルノ 文学ノート2』(みすず書房

後年になって、ベンヤミンは、注入された唯物論の影響のもとで、非伝達的な要求を排除しようとした。そうした非伝達的要素は、初期の著作においてはいかなる配慮もぬきに現われており、またきわめて重要な仕事である『翻訳者の使命』において、もっとも拘束力のあるかたちで沈積していた。