柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

天皇・小林よしのり・習近平

http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/h21/gonittei-1-2009-4.html

11月13日 天皇皇后両陛下 天皇陛下御即位20年宮中茶会(副大臣等)(宮殿)
12月15日 天皇陛下 ご引見(中華人民共和国副主席)(宮殿)


前者に小林よしのりビートたけしらが出席した事や
後者の習近平副主席との会見について
何がしかの意見を持たなければならないらしい。


ヘーゲル『精神哲学』(船山信一訳、岩波書店

 ――会釈によって敬意を表するということは、われわれヨーロッパ人のもとでは、あらゆる場合に、もっぱら上半身をもって行なわれる。というのはわれわれはその場合われわれの独立性を放棄しようとしないからである。それに反して東洋人は主人に対する自分の畏敬を、自分が主人の前で地上にひれ伏すということによって表現する。東洋人は主人の眼を見ることを許されない。なぜかといえば、東洋人は主人の眼を見ることによって自分の独立存在を主張したいであろうが、しかしただ主人だけが自由に従者および奴隷を見わたす権利をもっているからである。


ヘーゲルの滞留(停滞)、奴隷という用語はアジアの考察によるもののようだ。