柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

「文学とは声のこと」 古井由吉さんの朗読会、10年で幕

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201004130330.html


マルクス資本論』第三巻(岡崎次郎訳、大月書店)

第二〇章 商人資本に関する歴史的事実
だから、等価物どうしの交換ではない。
いろいろな生産物が交換される量的な割合は、はじめはまったく偶然的である。生産物が商品形態をとるのは、それらがおよそ交換できるもの、すなわち同じ第三のものの表現であるかぎりのことである。連続的な交換、そして交換のためのより規則的な再生産は、だんだんこの偶然性をなくして行く。