柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

ZEPP FUKUOKAの2FはTOKYOより揺れていた

九州は朝鮮半島が近いせいか
圧迫感があるような気がする。


16日、福岡・髪美という店で1000円で髪を切る。
店にあった去年のSAPIO
小林よりのり「ゴーマニズム宣言天皇論」。
夜、「ハウルの動く城」を見ながら「世界史の構造」を読む。
背景の水彩画の色が淡い。
ソフィーが若いのか年を取っているのか良く分からない。
(この夏まだまだ15なの)
階段のシーンが良いのにCMで途切れる。


17日、テレビ「皇室アルバム」の提供が小学館だった。
布袋寅泰ZEPP FUKUOKAライブ。
踊る大捜査線2」の湾岸署内が白く煙っているのに気づく。
ブレード・ランナー」や「ブラック・レイン」は
それに対して、煙っているが暗い部屋だった。
織田裕二の演技は自然、柳場敏郎はマンガというかアニメ的。
青島のバッグが僕と似ている。


18日、吉沢明歩を和歌山のイベント会場でチラッと見る。
和歌山刑務所が前にある。
中上健次の作中人物・秋幸が服役した所だろうか。
関空から羽田まで初めてスターフライヤー
黒い革の椅子がどう見ても松本零士
出発前に流れるビデオがSF映画のオープニング風で面白い。


ジル・ドゥルーズ『差異と反復』(財津理訳、河出書房新社

われわれは抑圧するから反復するのではない、反復するから抑圧するのである。


スラヴォイ・ジジェク大義を忘れるな』(青土社

そう絶え間ない粛清は、体制自体の起源を消すために必要であっただけでなく、ある種の「抑圧されたものの回帰」としても、体制の核にある解消不可能な否定性を想起させるものとしても必要であったのだ。

新しいノーメンクラトゥーラによる統治の安定性と、ノーメンクラトゥーラ上層部に対して繰り返される粛清という倒錯した「抑圧されたものの回帰」とのあいだのこの内在的な緊張関係は、スターリン主義という現象の核心部に存在している。