柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

バンド(血縁社会)、部族、首長制、国家

コリン・レンフルー『先史時代と心の進化』(ランダムハウス講談社

 最近では、進化人類学者のマーシャル・サーリンズやエルマン・サーヴィスが、社会はバンド(血縁社会)、部族、首長制、国家という段階を経て進化すると唱えているが、これにも同様の批判が向けられている。


図書館で借りて来た。

マックス ヴェーバー『古代ユダヤ教 上・中・下』(岩波文庫
レヴィ=ストロース『神話論理IV−1・2』(みすず書房
マーティン・ジェイ『アドルノ』(岩波現代文庫
ドゥルーズガタリの現在』(平凡社

マルクス『経済学・哲学草稿』(光文社古典新訳文庫
G・ルカッチ『美と弁証法』(法政大学出版局
三島憲一ベンヤミン
湯浅博雄バタイユ
網野義彦『東と西の語る日本の歴史』
網野義彦・森浩一『馬・船・常民』
三浦雅士『私という現象』(講談社学術文庫
大岡昇平埴谷雄高『二つの同時代史』(岩波現代文庫
山城むつみ『文学のプログラム』(講談社文芸文庫
渡辺公三『闘うレヴィ=ストロース』(平凡社新書


小島信夫『別れる理由』

「それほど厳密なものではないですよ」
 と柄谷行人と、彼らの間で呼ばれている男はいった。くりかえすが、あのみんなの知っている、文壇ではよく知られている柄谷行人かどうかは分らない。それに彼の著書であるところの『マルクスその可能性の中心』というものを仲よく話題にしているからといって、何の保証もない。