柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

ダマスコ王国

マックス ヴェーバー『古代ユダヤ教 上』(内田芳明訳、岩波文庫

 その時代のパレスティナをめぐる強敵としては、一方ではフェニキアの諸都市があり、またエジプトが衰退していたこの時代に海岸からパレスティナに移住したぺリシテ人があったが、他方では砂漠のベドウィン諸部族があり、さらに(紀元前)一〇世紀ならびに九世紀にはアラム人のダマスコ王国があった。


ダマスカス 日本語の聖書翻訳の慣行ではダマスコと表記する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%B9


ヘロドトス 紀元前485年頃 - 紀元前420年頃
彼はドーリアギリシア人であり、小アジアのハリカルナッソス(現 ボドルム)に生まれた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%88%E3%82%B9


石原千秋「あとがき」『漱石を語る2』(翰林書房

 柄谷行人さんは、この時期既に世界と日本との関係のなかで漱石を考えている。

 世界の文脈のなかで漱石を考えようとする柄谷さんの姿勢は、いまも新鮮だ。

 柄谷さんの問題意識のなかにも漱石と子規との関係があった。