決死の飛躍
レーヴィット『ヘーゲルからハイデガーへ 現象学的存在論』
(村岡晋一・瀬嶋貞徳・平田裕之訳、作品社)
しかし、ニーチェとは反対にキルケゴールは、ニーチェが神を犠牲としてささげたあの無を、死に至る病(すなわち絶望)から信仰への「決死の飛躍(salto mortale)」によって、もう一度神にささげようとしたという逆説をたずさえている。
現代政治哲学における共同体主義(communitarianism)――M・J・サンデル、A・マッキンタイアら――の思想と和辻倫理学が決定的に岐れる点はここにある。
網野義彦『「日本」とは何か』(講談社学術文庫)
聖地日光山はアジールだったのであり、十五世紀後半以降、東国に頻々と現われる異元号、延徳、福徳なども、日光と密接な関係があるといわれているのである。
かつてヤマト王権から毛人の住む地として毛の国、二字表記にして毛野の字が当てられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E9%87%8E%E5%9B%BD
平将門
王城を下総国の亭南(猿島郡石井という説がある)と定め、檥橋を京の山崎、相馬郡の大井の津を大津になぞらえて、左右大臣・納言・参議など文武百官を任命し、内印・外印を鋳造し、坂東に京に模した国家を樹立しようとしたされている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%B0%86%E9%96%80
桓武天皇―葛原親王―高見王―平高望―良将―将門