柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

18日、仁徳・応神天皇陵に行こうと思ってます。

マルクス資本論』第一巻(大月書店)

 貨幣の資本への転化は、商品交換に内在する諸法則にもとづいて展開されるべきであり、したがって等価物どうしの交換が当然出発点とみなされる。いまのところまだ資本家の幼虫でしかないわれわれの貨幣所持者は、商品をその価値どおりに買い、価値どおりに売り、しかも過程の終わりには、自分が投げ入れたよりも多くの価値を引き出さなければならない。彼の蝶への成長は、流通部面で行なわれなければならないし、また流通部面で行なわれてはならない。これが問題の条件である。ここがロドス島だ、さあ跳んでみろ!


中沢新一『純粋な自然の贈与』(講談社学術文庫

 その場所で、伊勢の海民たちの、古い神道儀礼がとりおこなわれ、サクリファイズ(供犠)と聖婚をとおして、異質な領域との行き来や横断が実現されていた、あの「心御柱」の上に、古代の穀物倉庫をモデルにした、神明造りの立派な社殿が建てられることによって、人々の記憶から、伊勢の社地が、もともとは天と大地の聖婚の場所であったという事実が、消え去っていくように、天照大神の内宮における君臨は、神道思想から、本来の全体性を奪うものだった。


1/17(月) JAL 羽田→伊丹
1/17(月)・18(火)トーコーシティホテル梅田泊
1/19(水) JAL 伊丹→羽田
名鉄観光 23,700円 
http://domestic.tour.travel.yahoo.co.jp/bin/course.html?to=727&from=300&num=20&sort=2&page=1&mon=201101&day=17&ld=3&ld_op=4&car=1&rm=1&client=meitetsu_tokyo&code=BEOSA3J00252


苅部直『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫

 その中で和辻は、主にゴーガルテンの『国家的倫理学』(Friedrich Gogarten, Politische Ethik, 1932)を対象に批判的紹介を試みている。ゴーガルテンもまた和辻と同様に、倫理問題の場所を人と自然の関係ではなく、人と人との間に見る。

 ――和辻はゴーガルテンの議論をこう整理し、他者との関係から背き出るところに我がただ一人であることの根拠があるとする発想を評価した上で、我の根柢にある無を恐ろしい虚無ではなく、仏教的な空と考え直すことを提唱する。

 もともとゴーガルテンらの危機神学の主張は、一九二〇年代のキルケゴール再評価の動向を承けて、理性的人間観への懐疑のもと、抽象的な人間一般には解消できない、今ここにいる自己の実存に焦点を当てるものであった(2)。

 ゴーガルテンキルケゴールへの言及も『倫理学』上巻には見える[10-85, 315〜6]。

 (2) 伊勢孝之「ゴーガルテンの倫理思想」(『山形大学紀要(人文科学)』九巻四号、一九八一年)などを参照。

 ここには、ゴーガルテンの説く汝―我関係を同じく参照しながら、和辻の理論の本質的問題点を衝いた批判が見られよう。


佐藤優は11月の講演で
神学者・ゴーガルテンは結果的にナチに加担したと
言っていたと思う。
飛弾五郎 http://blog.livedoor.jp/hida_2005/archives/2010-11.html#20101117


U_hagino @sasaki_makoto 千葉からいらっしゃるんですか! ありがとうございます!
21分前 webから

sasaki_makoto @U_hagino 柄谷氏の公式サイトにも出てますね。http://www.kojinkaratani.com/jp/ 僕も聴講する予定です。
24分前

U_hagino @sasaki_makoto 初めまして。近畿大学文芸学部の萩野といいます。ブログとtwitter柄谷行人さんのトークイベントの宣伝をしていただき、まことにありがとうございました。イベントの実行委員として、しっかりとイベントを成功させたいと思います。
約1時間前