柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

アメリカはなぜそう呼ばれるか

アリストテレス

 詩(ポエジー)は歴史より気高くかつ哲学的である。


トドロフ『歴史のモラル』(法政大学出版局

 コロンブスの書簡にはよく練られたプランを見ることができない。

 対照的に、アメリゴの書簡は、彼が一定度の修辞学の教育をうけたことを示している。

 そして、大陸に名前をつけるために取られたのが、コロンブスではなくシンドバッドのように、名(アメリゴ)のほうであって姓(ヴェスプッチ)でないのは偶然ではないにちがいない。登場人物には、名だけで十分だからである。


sasaki_makoto 2011/04/04 03:44
トドロフによれば、アメリカ大陸への航海はコロンブスの確実な3度に比べ
アメリゴ・ヴェスプッチの1度も確実でないという。
伝わっている書簡の信憑性も後者が低い。
しかしオリジナルの書簡における詩的センスの明確な差によって
結果的に大陸の名にアメリカが選ばれたのだという。
アメリゴ・ヴェスプッチは田中康夫的だったか(ある事ない事言う?)。
コロンブスサリエリアメリゴがモーツァルトか。
アメリゴはコロンブスの最初の航海より後発であり
自己演出力があったのかもしれない。



tanabehajime 2011/04/04 09:26
 ラカンの『エクリ』を読んでいます。ラカンの『エクリ』の専修大学でおこなわれる読書会にさんかできれば、とかんがえています。
http://d.hatena.ne.jp/tanabehajime/


こちらに書かせて頂きます。
以下の読書会のようですね。
2008年のラカン協会大会の報告もありました。


 ◇ 『エクリ』読書会
  第14 回目
 日時:2011年4月24日(日) 14:00〜18:00
  場所: 専修大学神田校舎7号館(詳細は後日お知らせいたします)
 ◇「論理的時間と予期される確実性の断言」読解
 講師:若森 栄樹 (獨協大学教授・日本ラカン協会理事長)
 テキスト:「論理的時間と予期される確実性の断言」
 Le temps logique et l'assertion de certitude anticipée, in Ectits.
 邦訳:『エクリI』,弘文堂,1972年所収
  ※…読解は原書をもとにすすめていくつもりです。
  ※当日の読解開始箇所
  Discussion du sophisme.
  Tout sophisme se présente d'abord comme une erreur...
  『エクリ』1966年版 p.199. : ポケット版 p.197. 〜
  会員参加費 無料 / 非会員 各回ごとに500円
http://www.k4.dion.ne.jp/~lsj/group-working.html#Ecrits


日本ラカン協会第8回大会報告  
 2008年12月7日、本協会第8回大会及び総会が専修大学神田校舎において開催されました。
 午後2時からはシンポジウム〈 日本精神分析をめぐって 〉が開催されました。
80名を越える会員および会員外参加者が詰めかける中、柄谷 行人 氏(文芸評論家・思想家)による「日本精神分析再考」、若森 栄樹理事長(独協大学)による「日本における精神分析の可能性と不可能性」、石澤 誠一 理事(大阪府立大学)による「阿闍世=親鸞 vs. オイディプス=フロイト――精神分析学的知見と近代日本文化」という三つの報告の後、活発な議論が行われました。
http://www.k4.dion.ne.jp/~lsj/activities/congres/congres8.html


changpian

先のツイート、リンク先が断章取義的な引用ないし部分的紹介なので、これだけでは評価しがたい。
posted at 01:00:29

むむむ。全容を知りたい。RT @hwashitani:柄谷「中国は少数民族を優遇してきた。ダライ・ラマはひどい奴。チベットの問題は少数民族への迫害にある訳ではない。欧米人がそう思っているだけ」…と同時期に大陸の言論統制強化、艾未未の拘束 http://htn.to/8U8AQ
posted at 00:52:42


HWAshitani

@changpian ブックマークした記事の引用は断片的ですが、この間、氏の発表されてきた中国の民族問題・人権問題に関する一連の言説の延長線上にあるものとして理解できるかと思いました。(http://bit.ly/giSTEc, http://bit.ly/hg9Te5
約5時間前