柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

7.23 くり返すな!原発震災 つくろう!脱原発社会 新宿デモ

sasaki_makoto2011-07-24

柄谷行人夫妻、高澤秀次丸川哲史氏らが参加。

柄谷氏は、今回の福島原発の問題は
120年前の足尾銅山の反復だと言っていた。


新宿東口・ライオンで打ち上げ。

柄谷氏「何やってる?」
僕「ふだん会社員をやってます」


長池評議会として次回は9月19日のデモに参加するそうです。
8月にもあるかも。

◆◆◆原発にさようなら集会◆◆◆
日時……2011年9月19日 13:30〜
場所……東京・明治公園
集会規模……5万人(集会後、パレードがあります)
http://sayonara-nukes.org/


長池講義は長池”抗議”になったので
今年9月は通常の講義が開催されないのかもしれない。


柄谷「ゴルバチョフチェルノブイリの3年後にソ連は崩壊したと言っている。福島も同じになる可能性がある」 約2時間前

@sudenitoki 震災後、福島から避難したという女性も打ち上げに来られていて「避難した人は福島県医大に避難先を伝えてくれと言われている」と仰ってました。放射線による被害を管理しようとしているのかもしれません。 約2時間前

打ち上げにて。現在、福島・郡山の人々は東京近郊の人が考える程、深刻な状況と思っていないように見える。それは福島の人々への報道の為、いや深刻に振舞うのがタブーなのではないかという話もありました。 約3時間前

@atikimm 今回の福島で幸徳秋水田中正造のような活動家がいないと言う事でしょうか。柄谷氏は田中正造に言及はしてました。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E5%BE%B3%E7%A7%8B%E6%B0%B4 約3時間前

ノルウェーは新しい情報を把握していないようだったので、先程以外のコメントは無かったと思う。高澤氏か「ノルウェーの右翼とはどういうものなのでしょうね」 約3時間前

柄谷「足尾銅山福島原発帝国主義によって引き起こされた問題である。ナショナリズムではない。先祖や未来の子孫の事を考えていないのだから」 約3時間前

@fm_tw ネットでCNNを見てイスラム過激派と思ったと言っていたようです。丸川哲史高澤秀次氏ら大学教員の方々が「ノルウェーの右翼です」と。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110723-00000060-jij-int 約3時間前




1901年(明治34年)、『廿世紀之怪物帝国主義』を刊行し帝国主義を批判。これは当時、国際的に見ても先進的なものであった。また、この年田中正造足尾銅山鉱毒事件について明治天皇に直訴したときの直訴状は、まず幸徳が書き、田中が手を加えたものである(田中が直訴状の執筆を依頼した者たちが後難をおそれてしりごみする中、幸徳だけが断らずに書いたといわれる)。

http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/essay/tanakasyozo.html
田中 正造

足尾鉱毒明治天皇直訴文 大要
 草莽(さうまう)の微臣田中正造、誠恐誠惶頓首頓首、謹んで奏す。伏(ふし)て惟(おもんみ)るに、臣田間(でんかん)の匹夫、敢て規(のり)を踰(こ)へ法を犯して

鳳駕(ほうが)に近前する、其罪(そのつみ)実に万死に当れり。而も甘(あまん)じて之を為す所以(ゆゑん)のものは、洵(まこと)に国家生民の為に図(はか)りて、一片の耿々(かうかう)竟(つひ)に忍ぶ能はざるもの有ればなり。伏て望むらくは

陛下深仁深慈、臣が狂愚を憐みて、少しく乙夜(いつや)の覧を垂れ給はん事を。

 伏(ふし)て惟(おもんみ)るに東京の北四十里にして足尾銅山あり、其採鉱精銅の際に生ずる所の毒水(どくすゐ)と毒屑(どくせつ)と久しく澗谷(かんこく)を埋め渓流に注ぎ、渡良瀬(わたらせ)川に奔下して沿岸其害を被(かうむ)らざるなし。而(しか)して鉱業の益々発達するに従ひて其流毒益々多く、加ふるに比年(ひねん)山林を濫伐し、水源を赤土(せきど)と為(な)せるが故に、河身変して洪水頻りに臻(いた)り、毒流四方に氾濫し、毒屑の浸潤するの処(ところ)茨城栃木群馬埼玉四県及其下流の地数万町歩に達し、魚族斃死(へいし)し田園荒廃し、数十万の人民産を失ひ業を離れ飢て食なく病て薬(やく)なく、老幼は溝壑(こうがく)に転じ壮者は去て他国に流離せり。如此(かくのごとく)にして二十年前の肥田沃土(ひでくよくど)は、今や化して黄茅白葦(こうぼうはくゐ)満目惨憺(まんもくさんたん)の荒野と為れり。

 (略)

 人民の窮苦に堪へずして群起して其保護を請願するや、有司は警官を派して之を圧抑し、誣(しひ)て兇徒と称して獄に投ずるに至る。而して其極や既に国庫の歳入数十万円を減じ、人民公民の権を失ふもの算なくして、町村の自治全く頽廃(たいはい)せられ、貧苦疾病(しつぺい)及び毒に(あた)りて死するもの亦年々多きを加ふ。嗚呼(あゝ)

四県の地亦陛下の一家(いつけ)にあらずや。

四県の民亦陛下の赤子(せきし)にあらずや。

 臣年六十一、而して老病日に迫る、念(おも)ふに余命幾(いくば)くもなし。唯万一の報効を期して、敢て一身を以て利害を計らず、故に斧鉞(ふえつ)の誅を冒(おか)して以て聞(ぶん)す、情切(せつ)に事急にして涕泣言ふ所を知らず。伏して望むらくは

聖明矜察(きやうさつ)を垂れ給はんことを。