柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

倫理的であること

hazuma
主人公は相棒に出会って始めて自分のロリコンを真の意味で自覚し、そして最後は相棒と手を繋いで死ぬのです。その場面は実にゲイ的。セクシュアルマイノリティの話だと思いました。掲載誌がロリコン誌なので紹介するのもどうかと思いつつ、しかし優れた作品だったので批評家として紹介しておきます。 4:40 AM Jul 20th


小島信夫批評集成 1現代文学の進退』(水声社

ある女が異常な情事を行なうとすると、その女は三日後に死ぬということになる。だから、私たちが考えるより『北回帰線』の作家は倫理的なのだが、そのことよりも、生のさなかにある「情事」という行為の描写のあと死が訪れるということを書くときの唐突さが私たちをおどろかす。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%8A
アンナ・カレーニナ』は、ロシアの作家レフ・トルストイの長編小説。

政府高官カレーニンの妻である美貌のアンナは、兄夫婦のいさかいを仲裁するためにやってきたモスクワで若い貴族の将校ヴロンスキーと出会い、ひかれあう。

二人の関係は急速に深まるが、それを知ったカレーニンは世間体を気にして離婚に応じない。

帰国した二人は、不品行が知れ渡り、社交界から締め出され、やむなくヴロンスキーの領地に居を定めることになる。

ついに絶望したアンナは列車に身を投げる。