柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

オタネスの民主制

藤縄謙三『歴史の父 ヘロドトス』(新潮社)

そして七名の同志による事後処置の会議では、オタネスが民主制を、メガビュゾスが寡頭制を提案したのに対して、ダレイオスは独裁制を主張し、他の四人の賛成を得て、論争に勝つ(三巻・八〇―八三)。
 次に同志の中から誰かを独裁者に選出することになるが、民主制を唱えたオタネスは局外に立って、その代りに自己の領地で自治権を保持することにしたので、他の六名の間で互選することになる。


上記の民主制がヘロドトス『歴史』でイソノミアと書かれた。


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