柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

「自然と人間」〜これからの環境思想を考える〜講師:柄谷行人氏

sasaki_makoto2011-10-23

渋谷パルコで購入。

柄谷行人『「世界史の構造」を読む』 インスクリプト
新潮2011年11月号
松本三之介『近代日本の中国認識』 以文社
アンサーリー『イスラームから見た『世界史』』 紀伊國屋書店


港区立エコプラザで柄谷氏の講演。
15日に時間がなくて端折った内容を
改めてじっくり語ったようだった。
「NAMは、地域通貨を全国でやろうとしたのがまずかった」
「資本主義は終わる」
1930年代の説明があった。
「日本で原発を廃止しないのはプルトニウムで原爆を作りたいから。
そう思っていないのは日本人だけです。
北朝鮮原発は原爆を作る為ではないかと疑うでしょう。
日本も同じように疑われない訳がない」
「「北斗の拳」の「お前は既に死んでいる」ではないが
「資本主義は既に死んでいる」。
資本主義はそれでも何としてでも生き延びようとする。
その為にこれから戦争が起きる可能性がある。
その中心は日本であるかもしれない。
それを起こさない為に抵抗が必要なのです」