柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

『デリダ 政治的なものの時代へ』(チャー、ゲルラク編、岩波書店)

フェン・チャー、スザンヌ・ゲルラク「イントロダクション――デリダと政治的なものの時代」
デリダ 政治的なものの時代へ』(チャー、ゲルラク編、藤本一勇・澤里岳史編訳、岩波書店

それは、テロスやエスカトンとしての統制的理念が、前もって私が思考できるかぎりにおいて可能な結末の叡知的形象であるのとまったく同様に、「私がなしうる」事柄である。