柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

高城剛さんからのメール

こんにちは、高城剛です。
お元気でお過ごしのことと思います。

さて、最近こんなことを、よく言われます。

「おまえは最近店をやってるらしいが、それは、何屋でどこだ!?」や、
「レストランやってるって? 何料理?」や、
「店に看板がないのは許せるが、名前が読めないのは許せん」や、
「一体、何食べさせるの!?」や、
「バーっていうけど、本当はなに?」などなど。

レストランを開いて、はや二年。
バーを開いて、ちょうど一年たちました。

ご案内もロクに出さずに、
多くの友人知人に怒られるのも、無理はありません。

でも、XXXプロデユースというのも嫌だし、
デジタル全盛の昨今なので、
反対のことをやりたがるのも、
天邪鬼な僕ならではと解釈してください。

その店は「笄櫻泉堂」。
コウガイオウセンドウと読みます。
既にいらしていただいた方でもわかり辛いのですが、
イタリアン・リストランテです。
日本はもとより、世界中の漁港や牧場と直送契約し、
旬の食材を日々友人の皆様にご提供しております。
すでに、お越しいただいた皆様もいらっしゃると思いますが、
あまりに不親切とのご指摘なので、
素敵な友人知人の皆様に、
旬の食材のご案内を、
今後定期的にお店から出すことにしました。

いままで不親切でごめんなさい。
お詫びに、このメールをプリントアウトして、ご持参いただきましたら、
イタリアのボジョレー・ヌーボーと言われるNovelloを、
一本フルボトルで差し上げます。
電話予約の際に、高城からの紹介だと、おっしゃってください。
今年は、11月10日から11月末日くらいまでが、入荷予定です。

美味しいものは、皆さんで食べましょう。

では、早速ご案内。

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平素はお引き立てくださいまして、誠にありがとうございます。
この度、日頃よりご愛顧いただいているお客様に、
旬の食材のご案内を、いち早くお届けしたくメールを差し上げました。

イタリア直輸入のもっともフレッシュなトリュッフや鮮度の高い和牛や珍魚など、
少量かつとびきり美味しい食材を、不定期ではありますが、皆様に瞬時にお知らせい
たします。

旬の食材と言いましても、コンデイションやその年の天候で左右いたします。
笄櫻泉堂では、もっとも美味しい食材を、
日本をはじめ世界中の20以上もの漁港や牧場から直接取り寄せており、
その中でも、もっともすばらしいコンデイションのものを、正直にご案内いたしま
す。

☆☆☆Today's TOPICS☆☆☆

街路樹も色づき、実りの季節も、いよいよ深まってまいりました。
本日は、今、ぜひ味わっていただきたい食材のご紹介をいたします。

*〜*〜*初冬ならではのジビエ料理*〜*〜*

北海道産エゾジカ・スコットランド産キジ・フランス産山鳩・真鴨

◎今年の北海道産エゾジカは、特に滋味あふれ、柔らかでございます。

*〜*〜*海流を越えたサケ、カニ、牡蠣解禁*〜*〜*

宮古産秋サケ・根室ズワイガニ・唐桑産生がき

根室ズワイガニは、ぷりぷりの触感でございます。
抜群のハーモニーを奏でるキャビアとともにサラダ仕立てで御召し上がり下さ
い。

*〜*〜*イタリアピエモンテアルバ産のトリュッフ、日本の秋の珍味*〜*〜*

松茸・フンギポルチーニ・白トリュッフ・黒トリュッフ・加茂茄子・下仁田ねぎ
丹波

◎この時期だけの白トリュッフの香り高さは、格別でございます。