柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

アーカイヴの病

デリダの「アーカイヴの病」は「起源という病」かと思った。
アーカイヴは東浩紀が語る「記録」にもつながるかもしれない。
デリダのダジャレ的考察は
ハイデガー西部邁の語源への関心と異なる。

 impression(印刷・印象)
 pression(圧力)
 repression(抑圧)
 suppression(抑制)


ジャック・デリダ『アーカイヴの病 フロイトの印象』(福本修訳、法政大学出版局

 彼女(ルー・アンドレアス=ザロメ)は、『モーセ……』において「抑圧されたものの回帰」の新しい形式を、今度は「過去からの幽霊」(phantoms out of the past)ではなく「生の勝利」と呼びうるものの形式のもとに読んだと言う。


アマゾンにルネ・ジラールほか『カインのポリティック』(法政大学出版局)の
レビューが載りました。
『アーカイヴの病』のレビューも載りました。


第1回ピュアフル小説賞 大賞「黒揚羽の夏」倉数茂
http://www.poplarbeech.com/pureful/shosetsushow/1st_result.html