柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

阪神・淡路大震災のとき

『取り返しのつかないものを、取り返すために』(岩波ブックレット

内橋克人「不安社会を生きる」

阪神・淡路大震災のとき、私は、生家が倒壊いたしました。震災の二日後に被災地に入り、それからの現実をずっと目に収めました。いつまで待っても、公的支援の手は、やってまいりませんでした。最後まで……。そこで、みなさんもご存じの、九条の会をおやりになっておられた小田実さんはじめ、市民みずからが立ち上がって、災害といえども、人間としての基本的な人権は侵されてはならない、とやむなく声を上げたのです。

小森陽一井上ひさしさんの言葉」

ひょっこりひょうたん島」のモデルのひとつになった蓬莱島が、岩手県大槌町の沖合にあります。


坂口安吾デカダン文学論」

小林(秀雄)はもう悲しい人間でも不幸な人間でもない。彼が見ているのは、たかが人間の孤独の相にすぎないので、生きる人間の苦悩というものとは、もう無縁だ。そして満足している。骨董を愛しながら。鑑定しながら。