柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

明日、車で札幌なのでヘーゲルがあまり読めない

ヘーゲル『歴史哲学 上』(岩波書店

それ故に、第一の階級は神的なものを勧請したり、その御利益を人々に施したりする階級、すなわち波羅門(Stand der Brahmanen, Brahmana)である。第二の契機、または第二の階級は主観的な〔人間の〕力と勇気を看板にする階級である。国家の全体を維持し、他の全体または国家に対してこれを守るためには力がものを云うからである。この階級は武士と統治者の階級、すなわちクシャトリヤ〔刹帝利〕(Kschatriya, Ksatriya)である。

第三の職分は物質生活の面、慾望の充足に当るものであって、その中には農、工、商が含まれる。ヴァイシャ〔毘舎〕(Waisya, Vaisya)の階級がそれである。最後に、第四の契機は奉仕の階級、手段の階級であって、その職分は僅かな生計の資を得るのを目当てに他人のために労働するにある。シュードラ〔首陀羅〕(Sudra, Sudra)の階級がそれである。

その最下等は、死骸の取り片附けだとか、罪人の処刑など、要するに何でも不潔な仕事に当ることになっているチャンダーラ(Chandara, Candala, Tschandala)のカストである。

波羅門に属さない多くの人々が更生を得ようとして努力するとき、これが瑜伽(ゆが)行者(Yogi)〔Yogaの修行者〕と呼ぶ。


勝間和代『目立つ力』 (小学館101新書)

◎インターネットにつながっていると、私は、まるで機動戦士ガンダムアムロモビルスーツを操っているような気分になります。
インターネットを自己表現に使わない人生など、私にはもう考えられません。
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「人生のモビルスーツ」を手に入れてください。