柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2時間前の自分は自分ではない/である

アドルノ 文学ノート2』(みすず書房

 ジョイスの立場は、美的主観によって対象世界は到達できないものである点をも斟酌しているのであって、この点は、リアリズムに改宗することで解消されるわけでもなければ、血迷った独我論の立場で絶対視されてもならないものなのです。


飛弾五郎 http://blog.livedoor.jp/hida_2005/archives/51536950.html