『季刊思潮』no.3, 1989.1 特集=〈数学の思考〉をめぐって
no.3, 1989.1 特集=〈数学の思考〉をめぐって
● 倉田令二朗・森毅・浅田彰・市川浩・柄谷行人「共同討議 〈数学の思考〉をめぐって:自己言及的、あるいは対角線的諸問題へ」
● 太田省吾・鈴木忠志「演出家とは何か:集団の形成と持続とにかかわって」
● アンリ・マルディネ「アンリ・マルディネ氏に聞く:出来事としての治療:自分の先端に立ちつつ世界に存在する」(聞き手:P.シャラザック&J.ブーデリック、橘宗吾訳)
● 吉田暘・山本卓司・清水和夫・中谷明彦「〈現場の思考〉3 〈動〉の世界:タイヤ・レース・ラリー」(構成:市川浩)
● 大岡信「寺山・啄木・賢治:北方の想像力について」
● 作田啓一「ドストエフスキーの自己変容思想」
● 橋爪大三郎「社会主義を呑みこむ資本主義:二十一世紀の筋書き」
● 大澤真幸「表象の社会論理学」
● 赤坂憲雄「交通の始源:チマタをめぐる幾つかの考察」
● 四方田犬彦「林懐民素描:A Study in Taiwanese Modernism」
● 渡部直己「『夢十話』の楽譜:汎フロイト批評のために」
● 細川俊夫「音の「場所」づくり:〈うつろひ〉の音楽思考について」
● タデウシュ・カントール「[イメージ・スクリプト] 私は決して帰らない」
季評
● 蓮實重彦「描くことの消滅」
● 柄谷行人「ライプニッツ症候群:西田哲学」
● 田中央「デザインの個性化」
連載
● 笠井潔「現代日本作家論I 球体と亀裂:大江健三郎論1」
● 宇佐美圭司「宮澤賢治『春と修羅』序 私註2 心象スケッチ論」
● 水村美苗「続・明暗3」