柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

牛丼・スピノザ・柄谷行人

sasaki_makoto2006-10-02

『神学・政治論』におけるスピノザは、
「推古以前の記紀の記述を疑え」と主張した津田左右吉のようだ。

というより津田は自分をスピノザと思っていたかもしれない。

「聖書批判」である。


モーゼ五書のモーゼ作が疑われている。

十七条憲法聖徳太子作が疑われているように。


9月30日 Soweluライブ。

MISIA、Fay Rayあたりから始まった
何人か良く分からないアーチスト名は
女性アーチストがクレオール化している
というべきか。


ハイパーメディアクリエーター・高城剛氏が出演するというので
10月6日 22:00 西麻布YELLOWの
GRAND-TOURISMEのチケットを購入。


スピノザ『神学・政治論』(畠中尚志訳、岩波文庫

例えば神(最高の実有)が天から下りて來たとか(出埃及記十九章十八節並びに申命記五章二十二節参照)、神が火に囲まれてシナイ山へ降りて來たのでシナイ山は煙を上げたとか、エリアが火の車と火の馬とを駆つて天に昇つたとかである。之らすべては人々の−これを目のあたり見たものとして、即ち実際の出來事として、我々に伝えた人々の−平素の見解に順應した幻影に外ならないのである。


ゲーデル不完全性定理』(林晋・八杉満利子訳、岩波文庫

第I部 翻訳
第II部 解説
1 不完全性定理とは何か?
2 厳密化,数の発生学,無限集合論 1821-1897
3 論理主義:数学再創造とその原罪 1884-1903
4 ヒルベルト公理論:数学は完全である 1888-1904
5 数学基礎論論争 1904-1931
6 不完全性定理のその後
7 不完全性定理論文の仕組み
8 論文の構造
9 あとがき


フレドリック・ジェイムスン『カルチュラル・ターン』(合庭惇・河野真太郎・秦邦生訳、作品社)

序 文−ペリー・アンダーソン
1 ポストモダニズムと消費社会
2 ポストモダンの理論
3 マルクス主義ポストモダニズム
4 ポストモダニティの二律背反
5 「芸術の終わり」か、「歴史の終わり」か
6 ポストモダニティにおけるイメージの変容
7 文化と金融資本
8 レンガと風船…建築・理想主義・土地投機