カミユ外伝
トム・ロックモア『カントの航跡のなかで』(法政大学出版局)
アルベール・カミュ(Albert Camus, 1930-60)
アルジェ大学で哲学を学んだ後、演劇活動を行なう。
クルト・ゲーデル(Kurt Godel, 1906-78)
その後、ナチスを逃れて、日本を経由してアメリカに渡り、1940年よりプリンストン高等学術研究所で論理学、哲学、神学に取り組んだ。
村上春樹『1Q84 BOOK1』第17章の
女性は生まれた時に、生涯で排卵される
卵子400個が作られるという話を読んで
動揺している。
文学作品がアクチュアルである為には
科学の新しい知見が盛り込まれなければ
ならないのかもしれない。
そういう意味では、人類学を導入している
昨今の柄谷行人も文学である。
『1Q84 BOOK2』はハードボイルド風で退屈だ。
『1Q84 BOOK1』=生前のhide(ROCKET DIVE、ピンクスパイダー)
『1Q84 BOOK2』=死後のhide
だと思っている。