惑星は永久に公転するか

エティエンヌ・バリバール『真理の場所/真理の名前』（堅田研一・澤里岳史訳、法政大学出版局）

切断はわれわれに、それらの断絶が決して再び問いに付すことなくつねに前提としていたもの（運動には起源と目的があるという観念、運動の「偶有性」がその原因の不可視の本性を表現するという観念、運動が永続性あるいは静止の「状態」に対立するという観念、ガリレイより前の物理学の思弁的経験論と呼ぶことができるあらゆるもの）を理解させる。そういうわけで、革命について、転位について語ることができるのである。

惑星　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%91%E6%98%9F
太陽系　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%B3%BB

惑星の公転周期
1 水星　0.241年
2 金星　0.615年
3 地球　1.000年
4 火星　1.881年
5 木星　11.86年
6 土星　29.46年
7 天王星　84.01年
8 海王星　164.79年
冥王星　247.74年

1543年　コペルニクス『天体の回転について』（De Revolutionibus Orbium Coelestium）
1801年　ヘーゲル『惑星の軌道に関する哲学的論考』（惑星軌道論）（Dissertatio philosophica de Orbitis Planetarum）

ギリシャのデモの報道を見て
先日の長池講義で、EUに加盟しようとしているトルコが
いつクーデターが起きるかという状態であると知った事、
トルコに面しているギリシャの方が危機的である事、
ギリシャが通貨EUROを使っている事などを考えた。
民主主義発祥の地、アテネでデモが起きている。
デモ demonstration は democracy に関連する語かと思ったが
monster の派生語らしい。

democracy　〔［語源］DEMO「民衆」: democracy（‘民衆による支配’）, democrat, demotic, demagogue〕
demonstrate　［ラテン語demonstratus（de-完全に＋monstrare示す＋-ATE1＝力などを十分示す）. △MONSTER］

エウロパ（ヨーロッパ）も元々、西を
意味するかと思ったが違うらしい。
エウローペー　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9A%E3%83%BC

ハンス＝ゲオルグ・ガダマー『真理と方法I』
（轡田収・麻生建・三島憲一・北川東子・我田広之・大石紀一郎訳、法政大学出版局）

ヘルマン・ヘルムホルツが、一八六二年に行なった有名な講演で、自然科学と精神科学との相違を明らかにするために企てた考察は、意味するところが大きいとともに正当でもあり、精神科学のもつすぐれた人間的な意味を称揚しようとはしているが、その反面、精神科学そのものの論理的な性格規定は、自然科学の方法を理想とするところから生じた否定的なものにとどまっている。