柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

2006-01-01から1年間の記事一覧

柏西口のキャバ嬢は東口や錦糸町よりも

写真は柏東口・Night Jewel。 1、手紙を折りたたんで投函する。 2、メールを送信して携帯電話を折りたたむ。 両者の類似は、松本零士−槇原敬之的というべきか。 ドゥルーズは『襞』において 17世紀のバロック・ダンスと ライプニッツの分子運動を結びつ…

レディマとランデブー

メガネ:エンポリオ・アルマーニ カット:QB スーツ、バッグ:無印良品 ネクタイ、ベルト:CAN DO 靴:五大陸 携帯電話:SH700iS PHOTO IS PRICELESS ドゥルーズ『襞−ライプニッツとバロック』(宇野邦一訳、河出書房新社)を 「襞」「身体」から性的な議論…

Lady Marmalade in 柏 2006.10.17

10月27日(金) Lady Marmalade Shibuya O-Crest ワンマンライブhttp://blog.livedoor.jp/lady4/ http://www.universal-music.co.jp/ladymarmalade http://www.universal-music.co.jp/redirect/ladymarmalade/ http://www.onnadarake.jp トロツキー『裏切られ…

なぜ9月11日だったのか

8月、札幌ドーム。 大泉洋を知った時、大学のゼミの後輩で 札幌で活動していた映画監督・吉雄孝紀を思い出した。 彼の作品は、ぴあフィルムフェスティバル、トリノ映画祭で受賞。 「へのじぐち」のイラストを岡崎京子が描いていた。 90年頃、中野と乃木坂…

川勝正幸「世界同時渋谷化」

スピノザ『国家論』(畠中尚志訳、岩波文庫) だがこれに反して、かつて支配していたと伝説に言われているアマゾーンの女は男が国内にとどまっているのをいさぎよしとせず、女児のみを育て、男児はその誕生後殺した。 スピノザは、君主国家・貴族国家・民主…

沢尻エリカに…

キティちゃんが好きだったかは分からない。 雨の西麻布YELLOWでテキーラ・サンライズ。午前3時、DJ・高城剛登場。YOU、山咲千里さんなども来てたようだ。 『ヤバいぜっ!デジタル日本』にサインを貰う。 高城氏より前のDJの時間で ジャズがクラブで使われて…

鈴鹿も西麻布も雨ですか

高城剛『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社新書)は 「ファインディング・ニモ」吹替版のようだった、まさに。 柄谷行人、宮崎駿、宇多田ヒカル、大友克洋など どうでも良くなる感じ。 『デジタル日本人』(出版記念パーティに行った)から10年、 ”トラ…

牛丼・スピノザ・柄谷行人

『神学・政治論』におけるスピノザは、 「推古以前の記紀の記述を疑え」と主張した津田左右吉のようだ。というより津田は自分をスピノザと思っていたかもしれない。「聖書批判」である。 モーゼ五書のモーゼ作が疑われている。十七条憲法の聖徳太子作が疑わ…

町田の109ではない

スピノザ『神学・政治論』(畠中尚志訳、岩波文庫) 又神が天の戸を開いたと言ふ時に、それは多量の雨が降つたことを意味するに外ならない。 記紀神話の天の岩戸のエピソードは、天照大神が岩戸に籠もって世界が暗くなり 困った他の神々が岩戸の外で踊ると(…

ヘブライ、フビライ、キューブリック

錦糸町の思い出に牛角。 「源義経」の音をGen Gi Ceiと表記すれば ジンギスと読めそうだ。 高木彬光「成吉思汗の秘密」の ・源→元 ・清和源氏→清 「時空警察」の ・チンギスハンは、源義経と同じような大きな弓を使った。 ・モンゴル軍の旗は源氏と同じ白(…

季刊at(あっと)5号

*季刊『at』5号は「エコシュリンプ」特集です。・特集 その後の『エビと日本人』報告 村井吉敬著『エビと日本人』(岩波新書)はバブル期に刊行され、資源収奪型のエビ漁業を批判するとともに、エビを食べ過ぎる日本人に警鐘を鳴らしました。その刊行の…

CCレモン・ホールだのビヨバウアーだの

明治維新の世界史への影響を考えている。 ロシアや中国の革命のほか、ハイデガーの思想にも。弱体化していた王朝の子孫を持ち出したという点では 以下の類似があると思う。 ナポレオン三世 ↓ 明治維新(和歌→俳句→短歌) ↓ 満州国 実際に明治維新に影響した…

宗教画のように

1、皇族男子の「仁」という字は、清和天皇(惟仁)から使われている(サンデー毎日)。 2、村上天皇の次から光格天皇の前までは、「天皇」ではなく「院」と呼ばれた(朝日新聞)。 3、「天皇制」は、明治以後の制度である(はてなダイアリー)。 天皇は、…

マドンナ、ロポンギュー

千葉マリンスタジアムで マドンナ、安室奈美恵、宇多田ヒカルの ライブを見ました。 アンジェラ・アキよりコンドウアキのリラックマ。 アンジェラ・アキ「This Love」 この恋は 私を自由にする 宇多田ヒカル「This Is Love」 予期せぬ愛に 自由奪われないで …

木々を生やし

「祭り」「政(まつりごと)」「祀る」といった言葉は 元々関連があったとされるが「まつろわぬ」という言葉で連想が拡がる。「まつろわぬ者」を討伐し、「まつろい」を結束するのが 「まつりごと=政治」なのだろう。元々「まつろわぬ者」を「祀った」のか…

ブッシュの願いが叶うころ

日本=アメリカ 皇族=ユダヤ人 皇居=イスラエルと言えるのではないか。 イギリスと8世紀までの日本について。ブルターニュ=朝鮮半島南端の倭 グレートブリテン=大倭(おおやまと、大和)という類似を思いつく。 「日本書紀」に出てくる「日本」は、書名…

宇田川ヒカルだっちゅうの

イギリスの現在の王室がフランス系ということで。・ケルト人、イモ ・アングロ・サクソン、パン、現在の王室=フランス系 日本の場合、以下のようになるのだろうか。・縄文人 ・弥生人、コメ、天皇家=朝鮮系 中上健次・ビートたけし「世界の中の、とんでも…

51番目の州のイチロー

昨日、秋葉原で安倍晋三、麻生太郎、谷垣禎一氏の演説を見かけて 憂鬱になった。 7世紀の話。日本に滞在していた金春秋は新羅の王となり、阿倍比羅夫は白村江の戦いに敗れた。日本に逃れた百済王族の子孫が桓武天皇の母に。壬申の乱は天智天皇、天武天皇の…

バビロン補習

柄谷行人を解体するXVI http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1157769788/ ジル・ドゥルーズ「死の本能とは何か?」『マゾッホとサド』(蓮實重彦訳、晶文選書) フロイトのあらゆるテキストのうちで、傑出した書物たる『快感原則の彼岸』は、おそら…

ようこそ目黒へ

昨日、地下鉄・南北線で女子高生を見て 宮崎駿の「さらば愛しきルパンよ」について。 南北線と美少女。 制作時の81年に現実の南北線は無かったが 現在の路線は意識されていただろうか。 宇多田ヒカルの「Wait & See」の”飛ぶバイク”も 思えば、小山田マキ…

サンプラザ中野がバイトしていた辺り

ホッブズ『リヴァイアサン』(岩波文庫)を読んでいて。 ・ロンドンにもべツレへムがある。・へロドトスの『歴史』に描かれているという 女人国アマゾネスは現在の南米のアマゾンの事だろうか。・ノストラダムスとノートルダムは同じ名前。・17世紀の英語…

イナバウアーするビヨンセよりも

DESTINY'S CHILDなどの曲を聞いててしんどいなのは 僧侶の読経に似ているからだと気付く。 SURVIVERを聞けば。ソウル・ミュージックが全て そうではないと思うのだが…。 ホッブズがいうマルチチュードとは、 多数決で一つの意見に集約された群集のようだ。コ…

今日の書評は封建的/アジア的の議論に関連していましたが

ホッブズ『リヴァイアサン』(水田洋訳、岩波文庫) すなわち、人々は、研究とすぐれた理解力をもたずには、おおくの者のひとつの行為と、一群の大衆(ワン・マルティチュード)のおおくの行為とを、区別しえないのである。たとえば、カティリーナCatilineを…

丸井今井の商品券で現代思想9月号を買いました

ホッブズ『リヴァイアサン』(水田洋訳、岩波書店) フランス人は、われわれの救世主が、聖言Paroleという名辞でよばれるのをまれにしかきかず、神の子Verbeという名辞でよばれるのをたびたびきくが、しかもパロールとヴェルブとは、一方がラテン語で他方が…

惑星的思考、革命と反復、周期

裏切られた革命 トロツキー著 藤井一行訳 岩波文庫 序 本書の課題 I なにが達成されたか? II 経済の発展と指導のジグザグ III 社会主義と国家 IV 労働生産性のためのたたかい V ソヴェト・テルミドール VI 不平等と社会的対立の増大 VII 家庭、青年、分化 V…

中上健次・ビートたけし

「世界の中の、とんでもないニッポン!」(『月刊Asahi』90・6月号)たけし 金日成のせがれの金正日が世襲制で主席になって完全に孤立したら、大変だと思うね。

ブリトニー・スピアーズの写真

「連続」について。 フジテレビ月曜夜9時のドラマがなぜ人気があるのか。 1、学校の授業や講義のカリキュラムと番組表は似ている。 2、高校や大学を卒業し就職した女性が 週が始まった月曜の仕事が終り 帰宅してドラマを見る。 1から現在の学校の問題を…

8月17日、山手線にほしのあき「あー、NHKの?」

柄谷行人氏:現代思想9月号にインタビュー 『坂口安吾と中上健次』(講談社文芸文庫、9月) エドワード・W・サイード "Representing the Colonized: Anthropology's Interlocutors" 「被植民者を表象する」『故国喪失についての省察1』(みすず書房) 「…

村上龍と村上春樹のあいだに

8日、江原啓之の番組を見て、大友克洋の『AKIRA』に出てきた 新興宗教らしき団体の教祖を思い出した。 9日、すすきので倖田來未。 村上龍『コインロッカー・べイビーズ』 廃鉱の島に拡がる無人の街並が頭に浮かんでくる、窓の向こうで暑さに喘ぐ午前中の東…

『非対称化する世界』(以文社、制作:インスクリプト)

宇野邦一「隠れた生産の場所に降りて行くこと」「大衆の原像」というふうに、「大衆」という言葉に強度の意味を注入する思想(吉本隆明)があらわれ、やがて、「民衆が存在しない」というふうに、繰り返し語る思想(ドゥルーズ)さえもあらわれたのである。 …